音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

雑記

フーガの技法

今年のはじめあたりからずっと、 慣れないフルオーケストラの譜面を書き続けていたこともあって、 フルオーケストラではない曲を聞きたくなりました。 フーガというのは、輪唱の高度なバージョンともいえる音楽技法です。 1つのメロディが提示されて、そのメ…

MAN IN THE MIRROR

マイケルジャクソンの曲は昔からよく聞いていました。 年の離れた兄が洋楽好きで、レコードやCDをいろいろ持ってたんですけど、 それを少し無断で拝借して兄の部屋でヘッドホンをして聞いていたんです。 Beat ItやThriller、あるいはBADあたりももちろんよく…

ぎゃらんてぃ

「ギャラ」という言葉があります。 ギャラが高いとか低いとか、その人の「サラリー」に相当する意味ですね。 ただ、英語でいう「GUARANTEE(ギャランティ)」はまた別の意味です。 「ギャラ」という言葉は和製英語の一つ、ということになりますね。 そんな余…

プレゼント

連日ブログで書くのは自分で恥ずかしいんですが、 昨日誕生日を迎えました。 この年齢になっても祝われるというのはうれしいものです。 新しい元号も発表になり、心機一転がんばっていきます。 で、昨日の夜のお話をします。 毎年、ボストンに住むピアニスト…

奏者側のマナー

土曜日出勤しているのでブログ更新しています。 タイトルにある「奏者側(あるいは運営側)のマナー」 を考えさせられることが昨日あったので少し書いてみようと思いました。 昨日サントリーホールでとある演奏会へ参加しました。 元々参加する気はなかった…

NOISE

ノイズときくと「雑音」や「騒音」といった言葉を連想する人も多いと思います。 音声学などでは「楽音」「純音」「噪音」という音の区別があって、 (それぞれの意味は今回のテーマとは関係ないので割愛します) ノイズというと「噪音(そうおん)」と訳され…

経過

先週末からフランスへ行く予定だったのが急遽取りやめとなり、 悶々としているんですけど、そんな中でも仕事をしなければなりません。 テンションが下がった状態なので、作業は遅々として進みません・・・ というわけで久々に進捗報告です。 以前にもお話し…

れこめんど

recommend【rec-om-mend】 動詞・他動詞 <人あるいはものを>推薦する、推奨する、 <~を>勧める <~を>〔人の〕気に入らせる、魅力的にする カタカナ表記で「レコメンド」という風に言うことも多いんですけど、 カタカナだと5文字なのに、日本語にする…

とりやめ

今週末のパリ行きがとりやめとなりました。 現地の政情不安であるとか、先方のご都合などいろいろな理由があるんですが、 ちょうど私自身、少し意気消沈しているところではあったので、 タイミングとしてはちょうどよかったのかもな、と思ってます。 また日…

パプリカ

野菜の話でもなく、今敏監督のアニメ映画のお話でもないです。 あ、今敏監督の映画の音楽の話は今度やります。 平沢進さんの音楽のお話を始めると長くなりそうですけど・・・ <NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ 来年東京で開催さ…

同じものを見る

全国ツアーや東名阪ツアーなど、 同じアーティストが公演を行うケースが多いんですけど、 場所場所によって公演内容を変えたりすることもあるとは思うんですよ。 だからなのかどうかはわかりませんけど、 そうしたツアーを練り歩く方がいらっしゃいます。 あ…

おフランス

会社に3月末、10連休を申請したら、ものの見事に却下されました。 なので、5連休になりました。 今月23日から27日までフランスへ向かいます。 5日間でどのくらい作業が進むのかはわかりませんけど、 年に何度も訪れている場所でもあり、思い入れもある街なの…

ふやすとへらす

ちょくちょくこういう質問をされることがあります。 「ピアノの曲をオーケストラ用に編曲するのと、 オーケストラの曲をピアノ用に編曲するのとでは、どちらが大変ですか?」 どっちも大変です、といつも答えているんですけど、 じゃ、具体的にどういうとこ…

来月の予定など

3月後半にフランスへ少し長めの滞在をする予定です。 現段階では10日間ほどの予定を組んでますけど、 サラリーマンが年度末にこれだけ休むのはなかなか骨が折れるので、 5日ほどで帰国して、再度4月に渡仏するかもしれません。 このブログでも何度か書いたと…

33周年

今から33年前。 1986年2月21日という日付で思い出すことといえば、 任天堂のファミリーコンピュータの周辺機器の一つ、 ファミリーコンピュータディスクシステム(以下、FCD)が発売されたことです。 私は発売日に買った勢ではないのですが、 それからしばら…

Light Of Nibel

毎朝、通勤電車で音楽をシャッフル再生しながら、 読書しつつ通勤しております。 という話を以前にした記憶がありますが忘れました(笑) 「オリとくらやみの森」というゲームを知ったのは、 このブログでもたびたび出てくるピアニストの友人からです。 私よ…

Master Class

Christian De Luca: J.S. Bach's Italian Concerto | Juilliard Sir András Schiff Piano Master Class 古今東西、バッハ弾きと呼ばれる人は数多くいらっしゃいます。 アンドラーシュ・シフという稀代のピアニストもその一人。 彼の演奏するバッハを何度も生…

飾り付け

この楽譜は、楽聖ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15、 その第一楽章の提示部の終結部近くのものです。 一番上の2段はピアノ、その下の4段は弦楽の楽譜、 5段目からはすべての楽器の全合奏部で、 上からフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴ…

坂道

「この坂をのぼるたび いつもため息をついた」と言ったのは、 グレープ時代のさだまさしさんが作られた「無縁坂」です。 坂道にまつわる歌ってたくさんあります。 今の時代だと、乃木坂や欅坂といった、 坂道の名前が付いたグループが人気になってますね。 …

Articulation

業界人ぽい言葉をなるべく使わないように心がけています。 このブログでもそうです。 でも、プロとして音楽で飯を食べていた時代もあったので、 そのころ口癖のように使っていた言葉ってなかなか抜けないものです。 たとえばハ長調って日本語だと3文字で済む…

お祝い事

誕生日とか結婚記念日とかそうしたお祝い事のある時、 あまり「これ!」と決めて贈り物をしない人です。 アメリカに留学していた頃は、 それこそ毎日のようにパーティみたいなことがあるのかな、と思ったら、 実は日本とそれほど大差はなくて、 何かしらの記…

読書と音楽

以前にもこの話題に触れたかもしれないですけど、 書いた本人が忘れているので、このテーマで書きます(笑) 音楽を聞くことも大好きな私ですが、読書も大好きです。 東野圭吾さんと宮部みゆきさんの作品は新刊も含めてほぼ読んでます。 伊坂幸太郎さんや恩…

近況など

流行り病でブログ更新が滞っておりました。 体調はまだ8割ほどの戻りではありますが、 ようやくパソコンの前に座って仕事できるくらいには回復したので、 本日より通常営業となります。 平日の仕事は羽田空港で行っており、 Winidowsパソコンを使用しての事…

Ballet Mécanique

先日のブログでボストン旅行記(笑)みたいなものをUPしました。 そんな大したこと書いていなかったと思うんですけど、 今年一番のアクセス数を記録していたみたいです。 ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。 フリーランスで編曲家なる仕事をして…

24年後の世界

1995年1月17日午前5時46分。たぶんこの日付は永遠に忘れることはないんだろうなと思います。その時、私は実家である神戸市におりました。激しい縦揺れと母の悲鳴で目覚めた私は、その数分後に愕然とすることになります。地震直後のことはあまり思い出したく…

休みぼけ

昨晩無事帰国いたしました。 時差ぼけはそれほどでもないんですけど、 休みぼけが続いてて、今朝から当たり前のように出勤してますが、 脳内がお花畑になっていて仕事に集中できません・・・ 去年も言ったかもしれないんですが、 いつか向こうで永住したいよ…

泣き出しそうだよ

別に泣いてるわけじゃないです(笑) 先月発売されたRADWIMPSのアルバム、 「ANTI ANTI GENERATION」をここのところよく聞いてるんです。 ANTI ANTI GENERATION(通常盤) アーティスト: RADWIMPS 出版社/メーカー: Universal Music =music= 発売日: 2018/12/1…

仕事始め

明けましておめでとうございます。 旧年中は当ブログをご覧いただきありがとうございました。 今年は、まだ言えないことだらけなんですが、 今月11日~15日の渡米を皮切りにいろいろとお仕事をさせていただく予定です。 (渡米の目的の一つは友人とどんちゃ…

年の瀬

今年もこのブログをご愛顧いただいた皆様へ御礼申し上げます。 来年は音楽方面でも結構大きな仕事に取り組むことになりました。 詳細はまだ何も言えないところではあるのですが、 来年の春、あるいは初夏頃まではこの作業にかかりっきりとなる予定です。 思…

忘年会での一幕

昨日は会社主催の忘年会に出席しました。 一滴も酒が飲めない人ではあるんですが、 ああいう場(飲みの席)自体はそれほど嫌いではありません。 普段なかなか話せる機会のない人たちともたくさん話せますし、 いろいろと面白い趣向が用意されていて、それは…