関西に長く住んでいたこともあって、
私が生まれた70年代や80年代はお笑い番組をたくさん見ていました。
10年以上も続いた人気番組の一つでした。
ただ、笑福亭鶴瓶さんと上岡龍太郎さんの二人が舞台で喋るだけ。
深夜番組でしたが、当時学生だった私は夢中になってみていました。
勝っている芸人さんを残念ながら知りません。
私の好みとぴったり合った芸人さんのお一人でした。
まだまだ現役で頑張れるであろう2000年に芸人を引退し、
以降はメディアに出ることはほとんどありませんでした。
パペポTVで一度鶴瓶さんが急遽休んでしまったことがあったんですけど、
その時、上岡さん一人でおよそ一時間ずっと喋り続けて、
しかも笑いを取り続けたという伝説の回は未だに忘れることができません。
今の時代では受け入れられなかったかもしれない、と思うと、
あの引退は本当に絶妙のタイミングだったんだろうな、と今更ながら思います。
そんな上岡龍太郎さんが先月亡くなられたという報道がされたのは、
つい最近のことでした。
で、ふと思い出したのがパペポTVのことだったんです。
導入が相変わらず長いですけど(笑)、
そんなパペポTVではOP、EDに洋楽を流していました。
当時はよく知らないアーティストが歌っていたこともあって、
音楽だけやけに耳に残ってて、名前も曲名も分からなかったんですが、
音楽という業界に長く携わっていたこともあってか、
ふととある曲を思い出して、聞きたくなりました。
それが、フランスのファンクミュージックトリオのPreset(プリセット)が歌う、
「Monkey Shop」という曲です。
日本でのリリースが1987年となってますから、今から36年も前のことなんですね。
でも、今聞いても・・・まあ、少し古くさいかもしれませんけど(笑)、
それでもこの独特のリズムは癖になって、何度も聞きたくなってしまいます。
単にお笑い番組好きのひいき目なのかもしれませんけど。