音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

4月1日

昨日の日付になってますけど、間違ってません。

本当は一昨日ブログ書こうと思ったんですけど忘れてただけです。

 

今年も無事に誕生日を迎えることができました。

Twitterでもリアル世界でもプレゼントやらお祝いのお言葉をたくさんいただきました。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

本当にありがとうございました。

 

ついに半世紀を生きたことになるわけで、

そう考えると感慨深いものがあります。いや、嘘です(笑)

 

小学校低学年の頃に銭湯に通ってました。

内風呂なんてものがなかった時代でしたから。

その時に自分よりもかなり年齢の上の人の事も見ていたので、

「30代、40代っておっさんだな」と思ってたんですけど、

気がついたら五十路に突入してしまいました。

戦国時代ならとっくに寿命を迎えている年齢です。

 

かといってなにか変わったかというと、

体力が急激に衰えたのと、持病を抱えるようになったことくらいで、

精神的には留学していた30年以上前とほとんど変わってないと思います。

怒りっぽいのも、泣き上戸なのも相変わらずです。

 

幸いなことに、見た目はまだ若いみたいなので、

これから先もマイペースで音楽作ったり文章書いたりしていこうと思います。

Yan Garbarek/ Officium 【ジャズのススメ 152】

 

 

ノルウェーの名サクソフォン奏者であるヤン・ガルバレク

その中でも少し異色なのがこのアルバム「Officium」です。

 

グレゴリオ聖歌の静謐な音色に、サクソフォンの即興演奏。

聞く人が聞けば退屈な印象も拭えない作品ではありますが、

なんとなくこういうアルバムを聞きたい気分ではあります。

 

聞いてると天上にいざなわれそうになります。

たぶん、そろそろお迎えが近いのかもしれませんね。

 

なんとなく気持ちがざわざわしているので、

こういう静かなアルバムもいいもんです。

ただ、これをジャズと称して良いのかどうかというのは、

賛否分かれるところではあるんでしょうけど。

 

ちょっとした回顧録

 

hw480401.hatenablog.com

 

この記事を書いたのが今から6年以上も前のことになります。

なんというか、自分で言ってしまうのもおこがましいにもほどがありますが、

先見の明があったといいますか、なんと言いますか。

 

なんのこっちゃ、と思う人もいるかも知れませんので、

このくらいにしておきますけど、

一つの団体が終幕を迎えるっていうのはあっけないものだな、と思いました。

 

 

ゲーム音楽を演奏するというものの意義というものを、

実はずっと考えてたり考えなかったりしています。

その界隈から離れていた時期もありましたし、

その時は割と客観的にその界隈を見渡すことができたような気がします。

 

 

hw480401.hatenablog.com

 

私のゲーム音楽への思いみたいなものは一度上記ブログで書いてます。

これも6年半ほどまえに書いたものですけど、

そのスタンスから今も大きく変わることはありません。

 

まあ、これを書いてた当時は、

ゲーム音楽」って言葉を必要以上に毛嫌いして、

「ゲームに付随する音楽」って長ったらしい言葉で書いてましたけども(笑)

今にして思うと、何をそんなに頑なに、とは思います。

自分自身が実はとてもゲーム音楽というものが大好きであるがゆえに、

そこから離れて見ようと思って、こうした表現に行き着いたんだと思いますが、

それにしても、若いな、とも思います。

これ書いてたときも40代だったわけですけど、

精神的にはかなり幼かったんだな、と汗顔の至りです。

 

いまは割とフラットにゲーム音楽を聴けるようになりました。

以前のように熱量をたくさん抱えるわけでもなく、

かといって、6年前のように斜に構えるというわけでもなく。

ただ、ゲーム音楽を愛する者の一人として。

 

といってもそうした演奏会にほとんど行ってないんですけど(笑)

 

ふと、JAGMOの名前をトレンドで見かけたので、

少しゲーム音楽のことを語りたくなりました。

 

こういうときも、たまにはあります。

 

現代音楽を聞く その107

2週間ほど前にEテレにて放送された「クラシック音楽館」。

毎週欠かさずみている、わけではないんですけど、

クラシック音楽を聴ける地上波では珍しい番組ですね。

 

民放でもド深夜に読響の演奏会をやってたり、

あるいはEテレでも他にクラシックを扱う番組をやってたりしますが、

毎週(月末の日曜日は違う番組ですが)ほぼフルで演奏会を聴ける番組、

というと「クラシック音楽館」だけかもしれません。

CS放送などで専門チャンネルもありますけど)

 

で、1/15に放送されたのは「日本のピアノ」の特集でした。

日本人のピアノ作品を特集したものですね。

矢代秋雄武満徹一柳慧西村朗など錚々たる顔ぶれの作品が演奏されました。

 

一柳慧さんの「ピアノ・メディア」は、

明らかにミニマル・ミュージックの影響を受けた作品の一つです。

右手の演奏は9音からなるメロディ、というよりもフレーズですね、

その9音が延々とくり返し高速で演奏されます。

その響きはコンピュータで奏でられる自動演奏っぽくも聞こえます。

 

https://youtu.be/xus4APJcELw

 

初めて聞いたのは随分前だったと思いますが、

当時聞いたときはゲーム音楽みたいだな、と思ったものでした。

今から考えるととても稚拙な感想だったなと反省しておりますが、

今聞いても、そのとき受けた衝撃をまざまざと呼び起こしてくれます。

ある種トラウマな曲でもありますね。

あけおめブログ

明けましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

と書いているのが1月22日というのが私らしいですね(笑)

 

今年はようやく海外への渡航ができそうなあれやこれやがありそうです。

あとは、まったりと芸術鑑賞ができれば良いなと思ってます。

 

正月が明けてからというもの、今日までなかなかまとまった休みが取れず、

結局ブログも放置するという結果となってしまいました。

が、今年は去年よりはもう少し頻度をあげられそうな気がします。

気がするだけですけど(笑)

 

そうそう、このブログでもちょくちょく話題に出ている、

アメリカに住んでいるピアニストの友達が年始に遊びに来てました。

マスクするのがめんどくさい、とほざいておりましたが、

アニメの聖地巡礼を滞りなく済ませて、無事に帰国しました。

数年ぶりの日本を満喫できたようで良かったです。

私は仕事やらなにやらでほとんど付き添えなかったんですが、

「ああ、勝手にやるから気にしないで」とすげない返事でした。

今年の夏にまとまったお休みが取れそうなので、ボストンに久々に行く予定です。

 

今年の目標ですが、去年よりアクティブに行こうと思います。

時間があれば生で音楽を聞いたり、舞台を見たり。

温泉旅行もしたいですね。レジャーもたくさんしたいです。

 

というわけで、今年もこんな感じでよろしくお願いします。

ブラスぷらす Op.42

多分前回の投稿を見た方は、

福田洋介さんの「吹奏楽のための風之舞」を紹介する、

と思ってるとは思うんですけど、やめました(笑)

 

・・・こういうところがひねくれものなんだろうなぁ、と思ってます

 

私が唯一木管金管楽器の中で弾けるのはオーボエだけです。

学生時代に習ってたってのもありますけど、

今でも演奏できるかどうかは甚だ怪しいだろうな、とおもいます。

 

オーボエが活躍するといえば、

パッと思いついたのはモーツァルトの「オーボエ協奏曲」だったりしますが、

これは吹奏楽ではないのでパス。

 

吹奏楽オーボエアルメニアン・ダンスあたりも有名ですけど、

島弘和さんの「シンフォニエッタ第2番『祈りの歌』」がしっくりきますかね。

自身がオーボエ奏者でもあるので、見せ場多く作られたのかどうかは定かではありませんが、出だしのオーボエソロは何度聞いても胸に迫る何かを感じます。

 

シンフォニエッタ第2番「祈りの鐘」/福島弘和 Sinfonietta No.2 "Bells for Prayer" by Hirokazu Fukushima - YouTube

 

今年の全国吹奏楽コンクールでも、

第5番「火焔の鳥」を演奏された高校が金賞を受賞されてました。

福島さんのお名前を初めて意識したのは、

2000年のコンクールの課題曲である「道祖神の詩」からと記憶していますが、

氏の作品で一番聞いてるのはこのシンフォニエッタかもしれません。

 

今あらためて聞いても、なにかこうぐっとくるものがあるんですよね。

吹奏楽部に一度も入ったことないんですけど(笑)

 

 

2022/12/10 Live Cafe Muteで木管五重奏&ピアノトリオ

彼女との出会いは秋葉原でのライブハウスだったと記憶しています。

当時「りおる」(ポケモンが由来)というハンドルネームで活動しており、

今もトランペット奏者として、あるいはアレンジャーとして活躍されてます。

 

最初の出会いは喫煙所だったはずです。

(ちなみに私は高校時代に少しだけタバコ吸ってましたがすぐにやめました)

そこから徐々に仲良くなっていきました。

今では友人の一人と私が勝手に思ってますけど(笑)、

同じ関西出身ということもあり、私もとても話しやすく、

全く気をつかうことなく話せる方のお一人なんです。

 

そんなSAKIさんとたくさんの仲間達が集うライブが、

今日2022/12/10に新浦安のLive Cafe Muteさんで行われました。

 


※Live Cafe Muteさんに確認して撮影しました。

 

前半はClasse Trioによるピアノトリオ演奏。

後半はWind Quintetによる木管五重奏演奏でした。

 

普通はプログラム順に語るんですけど、

今回は変則的に後半から語ろうと思います。

 

後半は木管五重奏による演奏です。

フルート、オーボエクラリネットファゴット、ホルンの構成。

 

最初に演奏されたのはプーランクのノヴェレッテ第一番ハ長調です。

原曲はピアノ曲ですね。私も大好きな曲です。

洒脱な印象のあるプーランクの楽曲ですが、こちらもその傾向は少しありますけど、

それでも美しい旋律とアンサンブルは聞く人の心を震わせます。

 

次に演奏されたのは「くるみ割り人形」からの3曲。

チャイコフスキーの佳作である組曲から、

行進曲~中国の踊り~トレパークのメドレーですね。

こちらもよく知られた曲ばかりですから安心して聞くことができました。

ファゴットの殿村さんのアレンジも素晴らしかったです。

 

そのあと、クリスマスメドレーが演奏されます。

みんなよくご存知のあんな曲こんな曲が演奏されました。

ホルンのはるまめさんの様子ばかり見てしまってました(笑)

「そりすべり」はクリスマス曲でも大好きな曲だったので、

メドレーの最後に流れてとても嬉しかったです。

 

最後に演奏されたのは「風之舞」です。

福田洋介さん作曲の吹奏楽の名曲の一つでもあります。

私も大好きな曲です。

いやぁ、これはやばかった。

危うく泣きそうになるくらい良かったですね。

吹奏楽の難曲としても知られてますけど、

これを作曲者本人が木管五重奏へリアレンジされたものが演奏されました。

確か、金管五重奏版はなにかの動画でみた記憶はあるんですけど、

木管五重奏版は初めて聞きました。とても良かったです。

それまでの演奏が吹き飛んでしまうくらい(ごめんなさい)、

圧倒的なクオリティで驚きました。

 

アンコールもとても楽しかったです。

アレンジがとても良かったですね。

曲目はあえて書きませんが(笑)

Live Cafe Muteのオーナーの飲みっぷりが最高でした。

 

 

さて、前半の話をしましょう。

 

前半に登場したClasse Trio。

ピアノとヴァイオリンとヴィオラ、という構成です。

 

曲目は趣味全開の構成。

「第五人格」と「原神」というゲーム音楽2連チャン。

しかも、間にSAKIさんの小品(題名忘れた、ごめん)も演奏されてます。

ここまで振り切ったセットリストで終始ニヤニヤしてました。

後半のわかりやすいセットリストとは対極をなす曲目ですが、

その演奏クオリティはやはりすごかったです。

アレンジも相当気合が入っていた印象です。

特に「原神」の演奏は迫力満点でした。

私も少しプレイしているんですけど、

原曲を知っているだけに、それをピアノトリオへどう落とし込むのか、

演奏前に楽しみにしてましたが、奏者大変でしたね(笑)

 

ヴァイオリンを演奏されていた「きなこ」さんは、

数年前にゲーム音楽の演奏会で何度か拝見していて、

その演奏のクオリティはよく存じておりましたが、とても良かったです。

 

あと、余談ですけど、

最後帰るときに、きなこさんと少しお話したんですが、

だいぶ前にお会いしただけなんですが覚えていてくださって嬉しかったです。

あとでこっそりTwitterフォローしておきます(笑)

 

ヴィオラを担当されたジェイソンの人さん。

さん付けするのがちょっとおかしいですけど(笑)。

ヴィオラ奏者の人ってオケだと地味な扱いをうけがちな印象ですが、

私はヴィオラが好きな人なので、オケアレンジとかやると、

ヴィオラが活躍するフレーズとか入れてしまうくらいなんですけど、

そういうことをするとバランスがおかしくなってリテイクを食らうこともありました。

そんな余談はどうでもいいんですけど、

ジェイソンの人の演奏、とても良かったと思います。

きなこさんとのバランスも良かったですし、

何よりもあの難しいアレンジをこなしていたわけですから。

演奏お疲れ様でした。

 

ピアノ担当はSAKIさんです。

トランペットもそりゃもちろんうまいわけですけど、

ピアノもあれだけ弾けるんだな、と羨ましかったです。

あと5年前に比べてMC力がアップしたように思いました。

グダグダ感も少なくなり、緊張もほぐれていた感じも受けました。

 

あと、演奏終わりでたくさん話して時間オーバーさせてごめんなさい。

やっぱり彼女とお話するのは楽しいです。

いろいろ近況なども聞けて嬉しかったなぁ。

 

 

奏者の皆さん、Live Cafe Muteのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

久々にこういう近い形で演奏が聞けてとても幸せでした。

はるまめさんが全員に挨拶されていましたね。

私のことは初対面でしたから、

「ありがとうございました」くらいしか会話なかったですけど、

知り合いにホルン奏者がいるので、ホントはいろいろと話したかったです。

今度機会があればよろしくお願いします。

 

 

グダグダなブログになってしまいましたが、

演奏会はとても楽しかったので、チャラってことにしておいてください。