音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ワクチン

昨日、10/3(日)に1回目のワクチンを打ってきました。

今日は予備日ということでお休みを頂いております。

 

幸いなことに目立った副反応は無くて、

熱もなく、だるさもなく、普通に過ごせています。

左上腕の注射をしたところが少し痛むくらいですかね。

 

早い段階でワクチンを打ちたいとは思ってました。

SNSでの風説は、信じたい人だけが信じているだけみたいなので、

デマのたぐいは全く気にはしてなかったんですけど、

それでも副反応であるとか、

お医者さんとの面談で気になることはたくさん質問してました。

といっても2つだけですけど(笑)

 

いざ打ってみると、あっけなく終了。

待機時間も何事もなく終わり、そのまま帰路につきました。

現時点で接種から丸一日と半分が過ぎている計算ですが、やはり何もありません。

さっき熱を計ったら、おもいっきり平熱でした。

 

小学生時代からワクチンと呼ばれるものはたいてい打っていたような気がします。

学校の黄色い紙に必要事項を書いて申し込んで、

体育館や講堂などで集団接種をしたのははるか昔のことではありますけど、

久しぶりにそれと同じような気持ちを味わえました。

 

次は三週間後の日曜日です。

 

 

 

 

余談です。

 

以前このブログに書いた、

「自分が正しいと思い始めたら自分を心配しろ」という言葉が、

このワクチンの風説を眺めていて思い起こされました。

正しいことなんて人それぞれ違って当たり前なんですけど、

そうではない人も世の中にはたくさんいるんだなってことが、

このコロナ禍を通じて知ることが出来てよかったかもしれません。

そういう人とはお近づきにはあまりなりたくないですけど(笑)

 

早くコロナ禍が収束しますように。

そして、私の老後の移住計画が無事に遂行できますように。

アニメ「異世界食堂」の音楽・改

 

hw480401.hatenablog.com

 

今から4年ほど前に書いたブログです。

今でもそうなんですけど、アニメは自発的には見てない人です。

今さら感もあるかもしれませんけど、

今回は「異世界食堂」の音楽について改めて語ろうかと思ってます。

 

なんてこと書いてますけど、

実はこれを購入したからなんですよね。

 

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4年前のブログで、

アニメ「異世界食堂」のサントラが発売されていないことを書いたんですけど、

昨日発売になった「異世界食堂Blu-ray BOX」では、

特典として「オリジナルサウンドトラック」がついてくる!!!

 

わが目を疑いました。

サントラ目的でアニメのブルーレイを買ったのは「氷菓」以来です(笑)

いや、もちろんアニメの方も好きではあるんですけど・・・

 

というわけで、慌てて予約して購入いたしました。

 

 

音楽を担当されたのは、つじ林美穂さんとTOMISIROさんです。

以前のブログでも書いたんですけど、

TOMISIROさんのことは前から存じ上げておりました。

どういう経緯で知ったのかは未だに判然とはしないんですけど(笑)

そしてつじ林美穂さんのお名前はこのアニメではじめて知りました。

SNSも実名でされているようで、今は体調を崩されているみたいですね。

お大事になさってください。

 


www.youtube.com

 

公式であがっているこちらの動画で、

今回の異世界食堂のサントラの試聴ができるみたいなので、

少し聞いてみたい方はぜひ。

 

 

というわけで、今まさにサントラを聞きながらブログを書いています。

とても良いです。

前半につじ林さんの楽曲、そして後半にTOMISIROさんの楽曲という構成になってます。

 

まだざっと全体を聞いただけなので細かい感想はアレなんですけど、

小編成な楽曲が割と多めな印象です。

つじ林さんの楽曲はエスプリのきいた、とても和める音楽が多いですね。

もちろん、それと正対する楽曲も多くあるんですけど。

メインテーマである「ねこやのテーマ」はやはり聞いてて癒やされますし、

ところどころで聞いたことのあるフレーズが登場して、

手を変え品を変え現れるその旋律に心躍ることしばしばでした。

個性という意味でいうともう一歩という気がしなくもないですけど、

まだまだお若いみたいですし、それはそれ、これはこれということで・・・

個人的にファゴットという低音の木管楽器が好きなので、

メインテーマなどいろんなところでソロとして聞けたのは嬉しかったですね。

 

TOMISIROさんの音楽は、安定な印象を受けました。

つじ林さんの音楽が不安定というわけでは決してなくて、

むしろどちらも完成度の高いBGMを作られているわけですけども。

壮大なものから可愛らしいもの、あるいは怖いものと、

その音色は千変万化して、とてもきらびやかな感じを受けました。

「旅立ち」という曲は、とあるシーンで効果的に使われていた楽曲ですが、

生楽器ではない音色だからこそまかなえる音楽というのは確かにあると思います。

小編成中心で角の少ない丸みのある音色が多い辻林さんとは対照的です。

もちろん、TOMISIROさんもそうした音楽を作られてますので、

一概に対照的って書くのもどうかな、とは思いますけどね。

 

 

もちろん音楽単体としても完成度は高いものでなければいけないですし、

なによりもアニメに寄り添い、あるいは鼓舞するものでなければならないわけで、

初めて劇伴をされたつじ林さんもかなりのプレッシャーだったかもしれませんし、

実はそれほど重圧を感じていないかもしれませんが(笑)、

なんにせよ、あのメインテーマは私の心を鷲掴みにしてくれました。

ありがとうございました。

 

 

なんだか、少し幼稚な感想文になってしまいましたけど、

それもまたよし、でしょうかね。

さてと、一話から見返しますか!

 

 

 

9月18日

 

hw480401.hatenablog.com

 

あれから1年たちました。

 

なんだか、まだどこかで生きていて、

一日のほんの一瞬だけ、私のことを考えたり考えなかったりしてくれて、

厳しくも優しい言葉をかけてくれるんじゃないか、

なんてことを頭の中で考えたりしてます。

 

去年は、ブログを書きながら大泣きでした。

今年は、穏やかです。

胸の奥がザワリとすることもあるんですけど、今のところは。

 

天候の良い三連休の中日なので、本当なら神戸に帰省した上で、

恩師に感謝の言葉をかけていきたいところではありましたが、

こういう世の中ということなので、

今日は自宅で恩師のことを思いつつ、ゆったりと過ごしたいと思います。

 

ブラスぷらす Op.39

ドラゴンクエスト天空シリーズが好きです。

いや、ロトシリーズももちろん大好きなんですけど。

 

という話題ではありません。

 

「天翔ける」というキーワードで連想する吹奏楽って考えると、

「天空の騎士~吹奏楽のためのファンタジー」に行き着きました。

 

天空の騎士~吹奏楽のためのファンタジー/片岡寛晶

 

静と動。

タイトルにふさわしい勇壮なところと静謐なところのコントラストが心地よく、

そして最後のかっこよさは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲に通じるものを感じます。

リズムが少し難しいですけど、けして難曲というわけでもない。

 

最近、ことのほか疲労が蓄積されていて、

こういう音楽を心の底から欲している自分がいるんです。

ああ、コンサートでこの曲を聞いてみたい!!

 

 

 

Incidental Music Vol.97

だいぶ前にこのブログで報告した、

南米のお仕事が今月に入ってようやく片付きました。

未だに頭の中ではラテンミュージックが鳴り響いてますけど、

今はアカペラ関係のことをやってるので頭の切り替えが忙しい毎日です。

 

コロナ禍で人の心がすさみきって、一部の人たちの言動が過激化して、

それに気づいている人も気づいていない人もごっちゃになって、

なんだか混沌とした世の中になってしまっている気もしますが、

そういうときには何も考えずに音の海に身を任せてみるのも良いかもしれません。

 

その昔、体験で瞑想をやったことがあるんです。

心も身体も空にしてただただそこにいるだけ、ということを、

経験できたのかどうかは未だに判然とはしないんですけど、

「考えない」ということを「考える」というある種矛盾めいた行動は、

今こそ必要なスキルの一つなのかもしれないな、と思うことがあります。

 

で、音楽でそういう気分になるものって考えたんですけど、

これがまあ、なんにも思いつかないんです(笑)

 

よくYoutubeなんかで「10分で寝られる音楽」だとか、

「○○波が出やすくなる音楽」なんてタイトルの動画がたまに出てきて、

ちょこっと聞いてみたりするんですけど、

どれもこれも「眠くなりそうな感じがする音楽」って感想しかなくて、

しかも実際に10分ではねむれませんでしたし、

心の緊張がほぐれたのかどうかすら定かではありません。

だから、ああいう音楽はきっと瞑想的なそれとは違うんだと思うんです。

 

何も考えずに聞ける音楽って、私の場合はほとんどありません。

聞いている間も曲の調性やリズム、あるいはテクニックなんかを探してしまい、

純粋に音楽を楽しめなくなってしまった感すらあります。

 

スターピンキーQ音楽集

スターピンキーQ音楽集

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四半世紀ほど前に発売されたこのサントラ、

以前にもたぶん紹介したことがあるかと思うんですけど、

なかなかぶっ飛んだ音楽集になってます。

音楽を手がけられたのは、私の心の師匠のお一人である田中公平さん。

 

ちょうど公平さんの過渡期とも言える時期に作られた音楽集です。

古今東西の有名なものをパロディしまくっていた時代から、

オリジナリティというか氏独自の音楽へとシフトチェンジした頃の作品です。

だからなのかどうかはわかりませんけど、

いわゆる「お約束」と言われるような楽曲があまり含まれていないんですよね。

 

「ワンダバ」なんていわれることもありますけど、

正義の味方が出撃する時の音楽のことをそう呼ぶらしいんですけど、

そういう場合ってブラスなどの勇ましい音色、あるいはマーチ調、

などの勇壮な音楽というのが「お約束」だったりしますけど、

この「スターピンキーQ」ではかなりお約束からかけ離れた音作りをしています。

でも全体を聞いてみるとしっかりと「ワンダバ」になってます。

 

 

で、ようやく本題に戻るわけですけど、

このサントラの中に「最終間抜け」という楽曲が入ってます。

タイトルの通り、おマヌケな音楽なんですけど、

この音楽が相当ぶっ飛んでいたせいなのか何なのかはわかりませんが、

少なくともこの曲を聞いている間は瞑想的ななにかが出てたような気がするんです。

つまり「何も考えなかった」ってことですね。

たぶん後にも先にもこれだけぶっ飛んだオマヌケ楽曲は聞いたことがありません。

今でもたまにこの曲が聞きたくなるんです。

かなり人を選ぶ音楽なのでしょうけど、私には見事に刺さりました。

 

聞いてみたい人は是非サントラを。

新品はたぶん廃盤で見つからないかもしれませんけど・・・

Bugge Wesseltoft / Songs 【ジャズのススメ 148】

関東ではここしばらく雨が続いています。

夏の名残はどこへやら、雨のせいで少し肌寒い気候となっていますけど、

こうも続いてしまうとどこか憂鬱な気分にもさせられてしまいます。

 

そんなときにはジャズです。

 

久しぶりにブログを書いているんですけど、

どんなテンポで文章書いてたのかホントに忘れました(笑)

 

ソングス

ソングス

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北欧ノルウェーのジャズピアニスト、ブッゲ・ヴェッセルトフト

だいぶ前にこの人のアルバムを紹介したような気もしますが、

まあ、雨の日に聞きたくなったのがこのアルバムなのでこのまますすめます。

 

彼のアルバムと言うと、正統派とは少しかけ離れた印象が私にはあるんですが、

このアルバムに関してはピアノソロアルバムになってます。

彼の他のアルバムでもピアノソロのものもありますけどね。

どちらかというとこのアルバムは内省的に聞こえます。

ジャズナンバーとしてメジャーな曲も多く、耳馴染みがあるので、

一見聞きやすそうに思えるんですけど、実は人を選ぶアルバムかもしれません。

 

そういうとこも気に入ってるんですけどね、わたし(笑)

 

現代音楽を聞く その103

またまたご無沙汰です。生きてます。

月~金で仕事して、土日もいろいろと打ち合わせがあって、

気がついたら二週間ほどブログを放置しておりました。

なかなかの疲労度です。

まあ、自分で選んだことなので愚痴は言うつもりはないんですけど、

いずれこの場を借りて、何らかのストレス発散行為を行うかもしれません(笑)

 

このブログでシュトニケのことを書いたかどうかは定かではないんですが、

ふと思い浮かんだのが彼の「合奏協奏曲第1番」だったのでそれを書きます。

 

アルフレード・シュトニケの曲はかなり多様です。

一貫性がない、というわけではないんですけどね。

前述の「合奏協奏曲第1番」は一部、調性のある楽曲となっており、

彼の中後期の作品の中でも異端な印象すらありますが、

どっちつかずの中途半端な感じも同時に感じてしまうんですよね。

嫌いな曲ではないんですけど。

なぜかさっき思い浮かんだのが、

この楽曲のフィナーレであるロンドだったこともあり、

紹介してしまいましたけど、紹介文も中途半端になってしまいました(笑)

 


www.youtube.com