音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

桜歌之宴

※注意※

このブログは、2021年3月21日(日)東京・ヒューリックホールで行われた、

「新サクラ大戦 the Stage~桜歌之宴」のレポートみたいなものとなります。

サクラ大戦 the Stageを見たことがない方々にも配慮して書こうと思いましたが、

どうやっても配慮して書けそうもないみたいなので、

わからない方には大変申し訳ないですが、私の趣味全開のレポートになります。

すいません。

こういうのもたまに書きたくなるんです・・・・

 

 

 

 

 

 

「新サクラ大戦 the Stage~桜歌之宴~」

2021年3月21日(日)

ヒューリックホール

昼の部・夜の部

 

セットリスト(夜の部・タイトルのみ)

 

M01 檄!帝国華撃団<新章>

M02 スタァ誕生

M03 女!!祭りの心意気

M04 忍者あざみ

M05 帰れる場所

M06 輪舞(ロンド)

M07 乙女なんですよ

M08 桜夢見し

M09 宝島~勇気の旗を~

M10 つばさ

M11 春よ来い春よ

M12 銀座行進曲

M13 花咲く乙女

M14 舞台の神様

M15 あたし泣いちゃいます

M16 奇跡の鐘(太正二十九年版)

M17 夢のつづき

M18 花の戦士

M19 新たなる

M20 檄!帝国華撃団<新章>

 

正味1時間半という公演で20曲というのは多い気もします。

私は夜の部のみ観劇させていただいたんですけど、

中盤あたり、演者の皆さんの疲労を感じる場面を幾度も感じました。

後半前に少し花組の皆さんの休憩タイムもあったと思いますけど、

そのあたりが少し気になりました。

演者の体力、というよりも、純粋に曲数が多いんだと思いました。

もちろん体力があれば歌い切ることは可能だったでしょうけれど、

少し詰め込みすぎという印象はやはり拭いきれませんでしたね。

必死に歌っている姿は美しいかもしれませんが、

限界ギリギリで歌っている姿は、少しいたいけに見える反面、

どうしても現実に引き戻されてしまいます。

 

あと、個人的に感じたのは歌唱力の差、でしょうか。

11月に行われた「新サクラ大戦 the Stage」で、

お芝居パートのラストに歌われる壮大な歌曲において、

一部キャストが音を外してしまう場面がありました。

そして、今回の桜歌之宴においても同じ事象が幾度か起こっています。

練習をしたというのもわかりますし、スキルが上がっているというのもわかります。

ですが、ライブや舞台は練習の可否ではなく本番の可否だと思ってます。

どれだけ練習で成果を挙げられたのだとしても、

本番の大事なところでミス(あえてそう言います)をしでかすというのは、

ミスをした方々もジレンマを感じられているだろうとは思うんですが、

やはり聞いている立場からすると、及第点には至ってないように感じました。

プロの演者であり、ちゃんと相応の入場料を払っている舞台です。

それゆえ、観客に対してある一定以上のクオリティを与えるべきではないか、

というのは間違った理論なのでしょうか。

 

まあ、そういうことでいうと、

プロの奏者でも音を外すことは往々にしてありますし、

プロの演者でも台詞が飛んでしまうことがしばしばあります。

だから、少し長い目で見る必要があるのかもしれませんね。

少し正直に書きすぎちゃいました・・・申し訳ないです。

 

 

楽曲のセットリストとしては、もう申し分なかったです。

特に「つばさ」は私が辛かった時期に聞いて勇気をもらった曲ですし、

人一倍思い入れが強い楽曲の一つでもあります。

 

 ※「つばさ」の話はこちらのブログで少し触れてます。

hw480401.hatenablog.com

 

そして、今回披露されたすべての楽曲に愛を感じました。

それはサクラ大戦の音楽をすべて手がけられている田中公平さんが、

精魂込めて紡ぎ出した楽曲の数々のクオリティももちろんそうなのですが、

こうして良い歌が世代を超えて受け継がれていく様は、

私のような昔からのサクラ大戦ファンからすると、

少し寂しいと思う一方で、やはり嬉しい感情がこみ上げてきます。

 

これまでのサクラ大戦のメンバーがまたライブや舞台をしないとも限りませんが、

年齢的にも体力的にも昔のような舞台をするのは大変だろうなぁとは思ってます。

おっと、これは余談でしたね。

 

「春よ来い春よ」「銀座行進曲」はかなり俺得な楽曲でした。

奏組の楽曲にも大好きなものはたくさんあったので1曲だけでも嬉しかったですね。

「銀座行進曲」はスーパー歌謡ショウ「新西遊記」でも生で聞いてますし、

その頃からずっとヘビロテしている楽曲の一つですから、危うく泣きそうになりました。

泣いてないですけど(笑)

 

「舞台の神様」はこのライブのために特別に書き下ろされた新曲だそうです。

神崎支配人のために書かれた楽曲ということで、

芽組とのコラボレーションが素晴らしかったと思います。

ちなみに神崎支配人は歌苦手だったんでしょうかね・・・

 

「あたし泣いちゃいます」は帝劇三人娘の楽曲ですが、

総勢10人の芽組が歌うと迫力がやはり違いますね。

歌声にも個性を感じられる場面があり、とても興味深く聞かせていただきました。

 

あと、歴代ED曲は涙腺を大きく刺激されますね。

「花咲く乙女」は「檄!帝国華撃団<新章>」の間奏でもメロディが使われてますし、

「夢のつづき」は歴代ファンからの人気がすごく高い楽曲の一つです。

もちろん2曲とも泣かせていただきました。

 

「新たなる」は新サクラ大戦のEDですが、やはり難曲だと改めて思いましたね。

伯林や倫敦、上海歌劇団のメンバーがいないので、

中間部は省かれたバージョンになってしまいましたが、

よくもまあこの曲を生で、しかもたくさん歌いきった直後に歌えるなぁと。

ゲームでEDを見たときは、諸般の事情で泣けなかったんですが(笑)、

舞台で、しかも生で聞くとやはり良いもんですね。

 

 

そして、この舞台上で、

ライブの第二弾の開催が今年の秋に行われること、

そして舞台の第二弾が今冬に行われることが発表となりました。

なんだかんだと文句をたれまくった私ですが、

「新サクラ大戦 the Stage」がやはり好きなんでしょうね。

時間と経済的に余裕があれば、ぜひ参戦したいと思っています。

次回は伯林、倫敦、上海歌劇団メンバーが登場して、

「新たなる」のフルバージョンを生で聞いてみたいなと密かに期待してます。

 

演者の皆様、そして裏方の皆様、本当にお疲れさまでした。

正直に感想を書きすぎましたが、それでも良い舞台であると本当に思ってます。

本当です(笑)

なので、ぜひ次回以降も見に行かせていただきます。

 

最後に余談ですけど、

田中公平さんがロビーにいらっしゃいました。

気さくに写真撮影などにも対応されていて、羨ましかったです。

私はド緊張で会釈するだけが精一杯でした・・・

前回の舞台のとき、勇気を持って声をかけたんですが、

そのときにも大失態をやらかしたので(笑)

その辺のお話はこちらに書いてます。

hw480401.hatenablog.com