一昨日、舞台を見終わった熱に浮かされるように、
その時感じた思いをそのままブログにぶつけて、
わずか小一時間程度で10000文字以上を書き上げました。
まずはこちらのリンク先のブログをお読みになってから、
このブログをお読みになることをおすすめしておきます。
(ネタバレ全開なので、ご注意ください)
でないと、この補筆ブログの意味がないので(笑)
あ、こちらでも書いておきますが、
サクラ大戦シリーズを全く知らない人向けには書いておりません。
知っている人向けなので、知らない人は読んでもちんぷんかんぷんです。
そして「新サクラ大戦 the Stage」をすでに見た人向けに書くつもりなので、
そうでない人はご注意ください。
あれから2日ほど経過して、未だにちょっと舞台ロス状態になってます。
こんな状態になったのは久々です。
以前、東京グローブ座で行われた作曲家・光田康典さんのライブで、
ライブが終演したあと、大人気なく、
「おわっちゃったよ~」って大泣きしたのは何を隠そう私です・・・
それから数日、本当に何もやる気が起きなくなりました。
そして、サクラ大戦歌謡ショウファイナル公演「新・愛ゆえに」を、
2006年某日に見に行ったあともこうなりました。
物事には始まりがあれば終りがある。
アタリマエのことなんですけど、
公演中ってそんな事考えていないんですよね。
で、いざ終わってみると、満足感とともに虚無感も襲ってきます。
さて、このブログは補筆と銘打っています。
一昨日書いた、熱に浮かされた文章を私ももう一度読んでみました。
いやぁ、自分で書いておいてなんですが、
よくもまあ、あの短時間でこれだけ書けたな、と褒めてやりたいです。
で、読み返してみて、超絶に甘口で書いたことに対して、
ほんの少しですが、罪の意識みたいなものを感じたんですよ。
ツイッターの紹介文にも書いている通り「辛口」が売りなのに・・・
いや、もちろん一昨日のブログも嘘偽りのない文章ではあるんですけども。
なので、ほんの少しだけ補完的なブログを書こうと思いました。
こんなことやるのはブログやってて初めてだと思います。
あと、私は普段ほとんどTwitterは見ない人なんですが、
今回の舞台の感想については、ハッシュタグを追いかけました。
で、たくさん感想があって、否定的なものがほとんどないことに驚いたんです。
まあ、否定意見って表立ってやるものではないし、
SNSだけが感想を書く場所ではないですから、それはそれで良いんですが。
また前置きが長くなりそうなので、このくらいで(笑)
今回の舞台のお話ですが、ゲームに沿って進んでいきました。
ゲームをプレイした人なら、展開も結末も知っているものとなります。
例えば旧サクラ(この表現が合ってるかどうかはさておき)では、
歌謡ショウというと前半で日常が描かれ、後半は劇中劇というスタイルが定着しました。
特にゲームのストーリーをどうこう、というところはあまりなくて、
オリジナルの脚本と、オリジナルの劇中劇、そしてライブで構成されてます。
展開も結末も知っているのに、なぜ熱くなれたのか。
理由は人それぞれだとは思うんですが、私の場合は「追体験」と思ってます。
確かにゲームのストーリーは知ってます。
ただ、それが舞台となり目の前で生の演技で展開されると、
そこには見たことがない景色が広がっているんですよ。
「せっかく舞台で新サクラ大戦をやるっていうのに、オリジナルじゃなくてゲームと同じ内容なんてわけがわからない」という人もいるかと思いますが、
例えば、ゲーム音楽のコンサートなんかもそうだと思うんですよ。
「ゲーム内で音楽が聞けるんだから、わざわざ生のオーケストラで同じ音楽を聞くなんてわけがわからない」という人に、私は今まで出会ったことはありません。
ゲームの内蔵音源は内蔵音源の、生演奏には生演奏の、それぞれの良さがあります。
その良さは個人個人で違うと思うので、具体例は書きませんけど、
今回の舞台も同じようなものではないか、と思っています。
「ゲームにはゲームの、舞台には舞台の、それぞれの良さがある」と思います。
たとえ同じストーリーだったのだとしても、
その見せ方、解釈は千差万別であっても良いんじゃないでしょうか。
歌謡ショウとの違いってこともありますけど、
今回の舞台ではそもそも「歌謡ショウ」とは銘打っていません。
あくまでも「新サクラ大戦 the Stage」というタイトルになってますから、
歌謡ショウとは違っていても何ら問題はないように思います。
個人的には、今回の舞台のメンバーで歌謡ショウ的なものも見てみたいですけどね。
日常と劇中劇とライブ、という構成は今回の舞台とあまり変わってないようですが、
「日常」部分が少しサブ的な感じになると、面白いかもしれません。
少しずつ私の中に隠れていたトゲが出始めました(笑)
別に否定的な意見を改めてこちらから否定しているつもりはないんです。
面白さの尺度は人それぞれですから。
ただ、あそこがだめだった、あそこが嫌いって言い合う飲み会よりも、
あそこがよかった、あそこのシーンがホント好き、って言い合う飲み会のほうが私は好きです。
ハッシュタグで、メインキャスト、芽組、あるいは裏方さんなどが、
裏話やイラスト、写真などを投稿されてました。
舞台ロスの状態でこういうのを見ると嬉しくなります。
さすがに今日は一度もTwitter開いてないので、見てないんですが(笑)
台詞回しがおぼつかないところがあったり、
歌の音程が外れたり、といったハプニングはありましたが、
全体から見るとそれは些細なものだったと思います。
まあ、ハプニングの瞬間はやっぱりドキッとしますけど(笑)
そういうハプニングも生の舞台の醍醐味の一つですから。
なので、やっぱり今回の舞台はすごく良かったんだなと思います。
だから、今週末の再配信もすでに予約してますし、
舞台のBlu-rayも劇場でもらったお手製チラシのおすすめ通り購入しました。
あ、ちなみに来場特典のブロマイドは初穂とクラリスでした。
補筆になってるのかどうかよくわかりませんが、
終演から2日が経過して、少しは冷静になれたような気もします。
前回のブログでも感謝の念はすでにお伝えしていますけど、
やっぱりここでも言わせてください。
素敵な舞台を本当にありがとうございました。
というところで終わるのがベストなのでしょうけれども、
やはりもやもやするので、観客のマナーについて少し書きます。
舞台開始前のアナウンスでも、
開演直後の芽組の方の言葉でも、
「音の出るものは電源をお切りください」という言葉があったにもかかわらず、
切っている人のほうが少なかったように思いました。
幸い、私が参加した2公演については、公演中に音がなることはなかったですけど、
以前行った演奏会では、演奏中に着信音がなるという非常事態もありました。
ヒューリックホール東京のホール内は妨害電波などはなく、
当たり前のように電波が届く場所でしたから、
やっぱりちゃんと電源は切ってほしいな、と思いました。
あと、公演後の退場は、一斉退場ではないことは事前にアナウンスされていたのに、
アフタートークが終わったあと、
数人の人が待機せずにそのまま会場をあとにされていました。
予定があったのかもしれませんし、列車に乗り遅れるなど理由はあるでしょうけど、
だったら、その旨を係の人に事前に伝えておけば、と思います。
公演中はマナーが良かっただけに、
公演の前後でのこの出来事が少し引っかかりました。
・・・こんな話でしめちゃっていいんだろうか(笑)