音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

コミュニケーション障害のこと

よくSNSなどのプロフィールで「コミュ障」という言葉を見かけます。
表題の「コミュニケーション障害」の略語です。

私の仕事は会社の管理職です。
ということは部下といわれる同僚が多く存在します。
うちの部署は他の部署と少し毛色が違うことがたくさんあるんですけど、
あいさつの励行というのをうちの部では積極的にやってるんですね。
というのも、社員面接に幾度となく参加して思ったんですけど、
昔に比べて、若い人がコミュ障である確率が高くなった気がするんです。
そういう経験もあってかどうかわかりませんが、
人を見る目はかなり培われてきたような気がします。
あくまでも「気がする」レベルですけどね。

そういうこともあって、面接に限らず、
社員とのコミュニケーションは積極的に取るようにしてるんです。
その一環があいさつの励行というわけです。
これのお陰で、部内環境も少し明るくなったような気がします。あくまでも(ry



最近オフ会とか忘年会などで人と会う機会が増えてるんですけど、
この言葉を免罪符のように使う人が増えた気がするんです。
「あ、私コミュ障なので失礼があったらごめんなさい」といった感じです。
SNSとかでも似たようなことを書かれている人が少し見られます。

あれ、免罪符になってないですよね 笑

SNSで有名人にばかりからみ続けるアカウントとか、
何かについて憂いていることは理解できるけど、
自分の意見と相反することを書いている人のところに長文リプを返したり、
一切リプに返事をしない人とか、いろいろな方がいらっしゃいます。
まあ、Twitterは基本的に一方通行のメディアなので、
リプを返さないっていうことについては当人にとっては反論するところもあるんでしょうけども・・・

こういうことを「コミュ障」というひとことで済ませてしまうことに少し危機感をおぼえます。
そして、それに対して胡座をかいているような印象すら受けることがあります。


このあたりから私見となるんですが。


私、あまりSNSやブログなどで政治的な発言はしないことにしてます。
もともと中庸な性格、性質なのでそういう話が苦手ということもあるんですけど、
公式リツイートなどをして頻繁にこうした話題に食いつく人などはあまり好みません。
公式RT=同意、というわけではないんでしょうけど、
頻繁にそういうのをしている人を見ると、若干引き気味になります。

あと、単にツイートが多めであるとか話題が偏っているってのはあまり気になりません。
専門用語をバンバン使ってる人ってのは少し苦手かもしれません。
(このあたりは私も自戒するべきところではあります)

そういう意味で言うと私もコミュ障かもしれませんけど。
・・・なんて書くと、私に会ったことがある人から総ツッコミ食らいそうです 笑


私は自分から「コミュ障」と発言することはまずないです。冗談で言う場合は別ですけど。
そもそもそれを言い訳にはしたくないですし、そもそもコミュ障の自覚がないんです。
やっぱり人と話すことが好きですし、出来るだけたくさんの方とお話したい人です。
今年一年は精神的な不調などもありなかなかお話する機会がありませんでしたが、
来年はもう少しそのあたりの出会いを増やしていきたいなと思ってます。



おっと、危うくこれで終わるところだった 笑
もう少しだけ続けますね。




先日開催されたゼルダの伝説30周年コンサートに行った時も、
隣りに座ってた女性と仲良くなり、いろいろとお話をさせてもらいました。
クラシック音楽のコンサートとかではこういうことはやらないんですけど、
こうしたゲーム音楽の演奏会だと割とそういうことを平気でやってしまいます。
それでドン引きされることも多少あるにはあるんですけど。

あと、この前参加させて頂いた「紅茶画廊」というイベントでもそうです。
詳細はブログにも書いたんですけど、
そこで注文をしてテーブルに戻ろうとした時に絵をかかれている方がいて、
その絵がとてもきれいだったので思わず声をかけてしまったんです。
最初、少し引き気味だったような気がしますけど、
最終的には相互フォロワーにまでさせてもらったの、すごく嬉しかったなぁ・・・

というわけで、私は「逆コミュ障」なのかもしれません 笑
つまり、コミュニケーションに飢えてるってことですね。


というわけで、そんなコミュニケーションをしたい私が、
来年1月21日に新潟でMusicCafeというイベントをやります。
「Music Cafe2~ゲーム音楽からはじめるプログレッシヴ・ロック」です。
東京でもやると思うのですが、現在日程調整中です。
出来れば地方でもこういうのを積極的にやりたいと思っているので、
「来て欲しい~」という奇特な御方がいらっしゃればご一報くださいませ。

と宣伝をしたところで、少しまとめます。



コミュ障自体を否定しているというわけではないです。
ただ、それに甘えて安住している人が苦手なだけです。
そして、そういう人たちが苦手ではありますが嫌いではありません。
私は博愛主義ではありませんが、あまり人を嫌いになることがありません。
嫌いになるのは余程のことがないと 笑

こういうところが中庸の中庸たる由縁なのでしょうね。

出来ればコミュ障アピールはしないほうが良いかもしれませんね。
「ああ、コミュ障なら仕方ないか」とは、少なくとも私は思いませんし。
ただ共感するところも多少なりとありますから、
私が話しかけたとしても、ひかないでいただけると嬉しいです。