このブログを書く前に、すでにネタバレありVer. のブログを書きました。
私自身はそれほどネタバレ書いてないつもりなんですが、
見る人が見ると、こういうのって批判の対象になったりならなかったりするので、
これから来月末まで公演が続くということもあり、
そちらのバージョンは公演後の9月あたりに公開できればな、と思っています。
会場であるさいたまスーパーアリーナ(SSA)に到着したのが開場の4時間ほど前のことでした。
初日公演ということもあり、すでにこの時間でも物販に行列ができていました。
(物販開始時刻は15時30分、開場は18時、開演は19時)
まだ時間が会ったので軽くご飯を食べようと思い、近くのタリーズへ。
まったりと本を読みながら時間を潰して開場に戻ってみると、
物販の行列が5倍位になってました・・・
会場向かいに青いテントが見えたんです。
気になって近くに行ってみると、
行列も出来てないし少し気になったので、迷った末に購入することに。
それがこれです。
スライムタワー型の入れ物に入ったかき氷でした。
ちなみに、ストロベリー味とマンゴー味の二種類があったんですが、
スライムベスの色を思い浮かべた私はマンゴー味を選択。
しかし、入れ物は割と大きいんですけど、
中に入っていたのはコンビニなんかで売られている、
透明なプラスチック製の氷菓がスポッと入っているだけでした。
つまり中身がそれほど多くないってことですね(笑)
中身とタワー型の入れ物込で2000円でした。
高いか安いかは判断の分かれるところだと思います・・・
そして、すでに長い行列となってしまっていた物販へ。
並んでいるそばから物販の方角から、
「~のブルーが売り切れ!」とか割と大きな声が聞こえてきました。
どうやら物販を仕切られている女性の人だと思うのですが、
やたら大声で売り子さんに指示したりしていたのがちょっと不快でした。
早くお客さんをさばく必要があるってのも分かりますし、
売り切れ商品を素早く知らせる意味ではこれが正しいのかもしれませんけど、
お客さんの中には小さいお子さんもいるわけで、
そんな時にあれだけ大きな声を張り上げるのはどうなんだろうなぁ、と思いました。
ま、そんな私の所感はともかく、並んで40分ほどで購入完了。
画面中央の冊子が、今回の公演のオフィシャルプログラムです。
定価2,800円でした。
その左隣りのはクリアファイルですね。2バージョンあったんですが、今回はこっちの方を選択。
定価400円でした。
で、右手前にあるのが前述のスライムのかき氷の入れ物。
そしてその奥にあるのは、ちいさなメダルセットです。
このちいさなメダルセットも2バージョンあるんですね。
私が選んだのはセットB「強敵モンスターのメダルセット」でした。
このセット、チケットを購入するときに、
座席のみのものとは別に、メダルセット付きというものが販売されてたんです。
少し割高ではあるんですが、こういう特典が付いてくるわけで、
せっかくの機会だしこれはこっちを買っておこうか、ということになりました。
ちなみにこのメダルセットのチケットは早い段階で完売になったそうです。
中身はこういう感じです。
外の箱が筒状になっていてそれを外すと宝箱の模様の描かれた箱が出てきます。
中には5枚のメダルが鎮座しておりました。
割と本格的なメダルで驚きます。流石にメダルには触れませんでしたけど(笑)
そして開場までまだ結構時間があったので待機することになります。
・・・そんな時でした。彼を発見したのは。
これ、開場直前のSSAのAゲート前の様子なのですけど、写真中央に注目してください。
あれ?
何かいませんか?
そうです、がいこつけんしです。
これ以前にも会場前の広場をスライムを持ちながら闊歩しているのを何度か目撃したんですが、
開場前のこの時間、彼はこうして佇んでいました(笑)。
ちなみに、開場後に彼はゲートに入場する人たちに向けて手を振ってくれました。
思ったより良い奴でした。
18時すぎに開場し、SSAへ突入。
中にはKFCだったりLOTTERIAだったり、食べ物やさんがあったので、
私は迷わずKFCへ。チキンフィレサンドとポテトのセットを平らげました。
腹ごしらえをした後でようやく会場内へ。
ここに来たのは昨年の坂本真綾さんのコンサート以来。
相変わらず広いです、SSA。
係の人がアリーナ、スタンドにいて「会場内の録画撮影禁止」と告知し続けていました。
さすがにこれだけ言われてたら、撮影する人なんていないだろう、と思ってたんですが、
結構いたんですよ、これが・・・
私はアリーナ席、
つまり会場を野球場みたいにぐるりと囲んでいるスタンド席ではなく、
舞台セットが設置されている大きな敷地に備え付けられた、かなり舞台に近い席だったんですけど、
ふとスタンド席を見てみると、
席に置かれているリストバンド型LED(直径7cm程度の白い円盤型のもの)をつけて、
右手を握ってカッコよく左胸に当てるポーズをさせた子供たちを撮影している親がいたり、
パノラマ撮影だと思うんですけど、カップルの女性がスマホを左から右へ緩やかに写していたり、
普通にセットに向けてカメラを向けている人もいました。
撮影物は個人で扱うから別に構わないだろう、という考えもあるかもしれませんけど、
大半のお客さんはきちんとルールを守っているわけですから、
そういうルール違反行為はするべきではないです。
こういう場にくると興奮してしまって、隣の知らない人に声かけたりしてしまったんですけど、
その人もとても良い意味で気さくな人で私の話かけに嫌な顔もせずに対応してくださいました。
公演後その人とご飯食べに行ったんですけど、それはまた別の話ですね。
開場から開演までの間、ドラクエの音楽が流れているのですが、
これがまた郷愁をさそうといいますか、とっても和むんです。
これから始まるスペクタクルな舞台に胸が高鳴る時間が続きます。
開演前に実はちょっとしたイベントがあります。
その後、流れるように本編が始まるわけですが、この音楽だけでもう涙流してました。
事前に告知がされている通り、今回の舞台はドラクエIIIが軸のお話となります。
が、舞台の端々に他のシリーズを知っている人ならニヤリとする演出やイベントもありますし、
迫力のある戦闘や感動的なシーンもたくさんありました。
そして特徴的な舞台配置や透過性のあるスクリーンの使用により、
舞台演出がすごく迫力のあるものになっています。
もちろんすぎやまこういちさんの作られた音楽の力も存分に感じられます。
これ以上書くと完全にネタバレの範疇なので何も書きませんが、
高校生のブラスバンド生演奏があったり、かっこいいダンスがあったり、
とても楽しめる2時間強になっていると思います!
少なくとも私は感動しました。
公演時間はおよそ2時間くらいです。
19時開演で、全てのプログラムが終了した時に時計を見ると21時09分でした。
客席やスタンド席にもキャストが来るので、かなり近くで勇姿が拝めると思いますよ。
アリーナやテリーが来た時、私の周りの女性が悲鳴にも似た歓声をあげていたので、
きっとファンは興奮すると思います。
個人的にはパノンがホントすごいな、と思いました。理由は見ていただくとわかります。
ただ、誰がそばに来るかは運次第です(笑)
ネタバレ無しだとこのくらいの文量になるんですね。
まあ、公演内容にほとんど触れていないので仕方ないです。
私はとても楽しめました。
ただ、空席が目立っていたのは致し方無いことなのかもしれません。
初めての試みということもありますし、DQファンイベント的な側面がないとも言い切れません。
シリーズを知らないとわからないネタも多くありましたしね。
でも、たぶんドラクエを知らなくても純粋に舞台として楽しむことが出来るものになっている、と客観的に見て私は思いました。
戦闘の迫力だったり、キャラクター同士の会話だったり、
笑いあり感動ありの一大スペクタクル巨編になっているのではないでしょうか。
まだ前売りや当日券も販売されているので、
興味があればぜひ行ってみてください。
ただし、お財布との相談は必要ですけどね。