上海から帰国しました。仕事です・・・
帰国直後にブログを書く、というのもどうなんだろう、と思うんですけど、
あまり自分語りをしたことがないのでやってみようかなぁと。
こういうことを感じたのはやっぱり上海へいっていろいろと話したからでしょうね。
具体的なことは差し控えますが、とても実のある出張でした。
自分のこういう性格を作り上げたのは小中学校時代でしょうね。
可もなく不可もない、そんな生徒だった気がします。
この時代の話は、とってもダークなものだと思うので、
聴いてみたい、と思う人は直接私に連絡ください。
酒は飲めないので、美味しいものでも食べながらまったり語ります(笑)
高校に入って、音楽というものをやってみたいと思いました。
実は高校時代にアルバイトで歌謡曲やポップスの編曲みたいなのをやってたんですよ。
高校を出て本格的に音楽を勉強しはじめたあたりまでの数年間だけですが。
いろんなタイプの音楽を浴びるように聴いていた時代ですね。
もちろんこの頃はまだ音楽理論なんてものを体系的に勉強したわけではないので、
ほぼ感性におもむくままにやってたような気がします。
それでも音楽大量生産の時代だったこともあって、需要には困らなかったですね。
歌謡曲などの編曲もそうですけど、カラオケのいわゆる「オケ」部分を作ったりもしてました。
こういう経験をして、自然にコード進行やアレンジ法みたいな術をココで学んだ気がします。
だから、純粋にクラシックを幼少期から勉強していた人たちと比較すると、
なんというか、「雑種」な音楽環境だったんだなぁ、と思いますね。
余談ですけど、私のクラシック初体験は家にあったレコードでした。
たぶんカラヤン指揮のアルルの女組曲だったと思います。
あと、従兄がクラシック好きで当時私にクラシック音楽の入ったカセットテープをくれたんです。
それがベートーヴェンの交響曲第三番「英雄」と第六番「田園」でした。
たぶんハイティンク指揮だったと思うんですけど、記憶が定かではありません。
A面に英雄、B面に田園が入ってて、何度も繰り返しラジカセで聞いてました。
たぶんこうして雑多な音楽を聞いていた頃だと思うんですけど、
ちょうど音楽を本格的に勉強し出した頃に、
「若者たち」編曲ごっこ、というのが内輪で流行ったんですよ。
「♪きみのーゆくーみちはー果てしーなくー遠いー」というあの有名な歌です。
これをジャズ風だったりファンク風だったりにアレンジして、
お互い録音して聴き合うという、本当に内輪ネタなことをやってました。
私もその時やったんですけど、ちょうどハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなどの古典派音楽に傾倒していた時期だったので、
「弦楽四重奏」で編曲をしたんですね。それもかなりクラシカルなアレンジでした。
遊びのつもりが結局真面目にやってしまってドン引きされたんですけど(笑)。
それでも、自分ではこのクオリティに満足・・・したのかなぁ~
当時はガムシャラに譜面に向き合ってたので、書き上げるだけで満足したんじゃないかと思います。
そこから考えると、この時代からずっとずーっといろんな音楽を聴いてたんだなー。
ここ数年はクラシック音楽を生で聞くことが多くなってますが、
こういうことをやり始めたのはほんとうに最近のことです。
それまでは生演奏をそれほど聴いていたわけじゃないです。
私の音楽基礎はクラシックではなく、歌謡曲やアニソンなどの商業音楽から入っているので、
そういう意味では特殊なんでしょうね。
まあ、あとで本格的に楽典やら何やらを勉強はしました。というか、させられました(笑)
音大に行ったり専門学校で専門的に学んだとしても、
そういう人たちが音楽の世界で大成するとは限りません。
私も音楽を作る、提供する立場から、純粋に音楽を楽しむ、聞く立場になったわけなので、
そういう意味で言うと大成しなかった者の一人になります。
演奏スキルもあるわけではないので、
細々とですけど、少人数を集めて紅茶を飲みながら音楽のお話をするお茶会をたまにやってます。
あ、そうそう、そのお茶会ですけど、
9月の連休に新潟でやることにしました。
(唐突の宣伝ですいません)
プログレッシヴ・ロックといわれるジャンルの音楽を、
初級~中級編と題して歴史を含めてたっぷりと話してみたいと思います。
中級編まででおよそ3時間位かかるけど(笑)
今、私はジャンルに囚われずにいろいろな生演奏を聴く機会に恵まれています。
クラシックやジャズが多めですが、ハードコアやロックなども聴くようにしています。
来月もバンプのライブに行くことが決まりました。とっても楽しみです。
いずれは私が企画者側になって、音楽の演奏会なんかもやってみたいですけど、
編曲とか企画立案とかめんどくさいので、きっと夢物語で終わってしまうことでしょう。
とまあ、音楽から私の歴史のようなものを書いてみました。
また機会があればこんな昔話をしてみたいと思ってます。