音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

トム・ソーヤーの冒険

題名、何にしようか考えましたが、

私が最初にこの方のお名前を知った作品であることもあって、

これにしてみました。

ずっと「トム・ソーヤ」と思ってたんですけど、

公式だと「トム・ソーヤー」なんですね。

マーク・トウェインの原作は大好きで何度も読んでますけど、

ずっと誤解したまま、この年を迎えてしまいました(笑)

 

作編曲家で知られる、服部克久さんがお亡くなりになりました。

ミュージックフェアのテーマ曲とか、

あるいはインストアルバム「音楽畑」だったりとか

いろいろと書きたいことがあふれているんですが、

やっぱり劇伴から入ったほうが私らしいと思いました。

 

最初にお名前を知ったのは1980年の世界名作劇場の一つ、

トム・ソーヤーの冒険」でした。

OP「誰よりも遠くへ」、ED「ぼくのミシシッピー」の作編曲はもちろん、

劇中の音楽や挿入歌などを手掛けられています。

リアルタイムで見ていたと思うんですけど、なにせ幼少期だったこともあり、

歌以外のBGMはほとんど覚えていません・・・

 

服部克久さんといえば、私の中では名編曲家という印象がつよいです。

有名なところでいうと、谷村新司さんの「昴」の編曲がよく知られていますが、

今でも大好きなのが、テレビアニメ「愛の学校 クオレ物語」のOPとEDですね。

OP「クオレ物語」、ED「白い日記」の作曲はあの芥川也寸志さんです。

知ってる人は知ってると思いますが、大作曲家です。

OPのマンドリンの音色が今でも耳に残ってるくらいに大好きな1曲です。

 

あと、「星界の紋章」シリーズの劇伴も大好きです。CDいまだに聞いてますから。

原作も・・・まあ、この話はおいときましょう(笑)

 

 

アニメは全部見たはずなんですけど、内容覚えてません・・・

ただ、音楽がスペースオペラ調でとても壮大でかっこいいのは覚えてます。

スペースオペラというとOVA銀河英雄伝説」の音楽を担当された風戸慎介さんのこともいずれ書きたいんですけど、長くなりそうなので別の機会にします。

 

劇伴から服部さんのことを書いてみました。

長く書こうと思えばいくらでもかけるわけですけど、

今は氏の音楽を聞くことで思いをはせようと思います。

 

日本アニメーション公式の「トム・ソーヤーの冒険第1話」)

https://www.youtube.com/watch?v=nulbc9O4cMg

ARNETT COBB / PARTY TIME【ジャズのススメ 132】

アーネット・コブのお話をしますが、その前に。

 

来週月曜日から働きます。

望んでいた待遇とは少し違いますけど、

退職してから一週間で就職できたのは、ほんと運がいいと思います。

もうしばらくはこっちで暮らしていけそうです。

さすがに、ブログの更新頻度は少し落ちそうですけど・・・

 

さて、ようやく本題です。

 

 

紹介したCDは単独のものではなく、

以前出ていたアルバム3枚をCD2枚に収録しているものです。

私はこのCDではなく、単独で「Party Time」を所持しているんですが、

まあ、一緒なので良しとしてください(笑)

 

なんといっても、レイ・バレットのコンガ(打楽器)が渋い。

もちろん、ピアノのレイ・ブライアントも当然ながら渋い。

ドラムスのアート・テイラーのテクニックがすごい。

でも、やっぱりアーネットのブロウ・サックスがすごくいい。

こういうのを嫌がる人もいるんでしょうけど、私はすごく好きです。

 

Amazon Music Unlimitedでフル尺きけますのでぜひぜひ。

ブラスぷらす Op.23

転職活動やらなにやらで更新が遅れました。すいません。

 

hw480401.hatenablog.com

 

以前、ジェームズ・カーノウのことを書いたんですが、

昨日たまたま彼の曲を聞いたんですよ。

それが「ユーフォニアムのための狂詩曲(Rhapsody for Euphonium)」でした。

 

今でこそ小説やアニメなどで知名度が格段に上がったユーフォニアムですが、

やっぱり低音楽器としての音色もそうですけど、

何よりそのフォルムがかっこいいよなぁと思います。

 

ユーフォニアムのための協奏曲というのは、実はいろんな人が作曲しています。

ギリングハム、エワイゼン、フィラスなどなど、

数多くの名曲が存在しているのですが、

たまたま昨日聞いたのがカーノウ(カーナウ)のものでしたので、

今回はこちらにしてみました。

 

www.euph-land.jp

ご連絡

堅苦しいタイトルですが、内容も少し堅苦しくなります。

 

すいません。

 

このブログでも以前から何度も書いてると思いますが、

本日、正確には明日付けになるんですが、

長年勤めていた会社を退職しました。

30代で一度10年以上勤めた会社をやめて、

紆余曲折を経て、この会社に入って幾星霜。

40代という危険な状況での退職となりました。

原因はこのご時世ということになるんでしょうけど、

もともと数年前から売り上げが右肩下がりだったので、

遅かれ早かれこういう結末になっていたんだろうな、と思ってます。

 

さて、これからなんですけど、何も決まってません。

 

 

 

 

 

まあ、嘘なんですけどね(笑)

 

 

 

 

実家に帰るとか、地方に行くとか、

いろいろと選択肢はあったんですけど、

もうしばらくは今の居所に落ち着くことが出来そうです。

この不況なので、将来どうなるかはわかりませんけどね。

働けることって、当たり前だと思ってましたけど、

こういう経験をすると、働くことって尊いものなんだと認識を新たにしました。

 

というご連絡でございました。

ドラクエの日(一日遅れ)

1986年5月27日。

今から34年前の昨日、ドラゴンクエストが発売されました。

大好きなRPGシリーズの一つでもあり、

今でも続編や派生作品が作られ続けている国産RPGです。

 

ファミコンを子供の頃にお小遣いをためて買った私にとって、

マリオとゼルダドラゴンクエストは私のゲームの礎となっています。

ディスクシステムも発売日にお小遣い貯めて買いました)

 

初代発売から約1年後に出た「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」

さらにその翌年に発売された「ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・」

この3部作は「ロトシリーズ」ともいわれる作品群で、

未だに語り草となるほどの衝撃を当時のプレイヤーに与えました。

30年以上前のゲームなのでネタバレしてもいいだろうとは思うんですけど、

やってない人もいると思うので詳細は控えておきます。

 

ゲームで受けたインパクトという点では、なかなかこれを超えるものはありません。

リアルタイムでこれを経験できたことは、まさに宝、なんでしょうね。

 

 

ドラゴンクエストシリーズで一番好きなのはどれですか?」

という質問をさんざんされるんですけど、基本的には全部好きです。

お話が長すぎて不評の多い「ドラゴンクエストVII」や、

DSで発売された、すれ違い通信対応の「ドラゴンクエストIX」、

あるいはシリーズ初のオンラインタイトル「ドラゴンクエストX」など、

賛否の分かれるシリーズも確かに存在します。

ドラゴンクエストX」に関してはまだVer3をウロウロしている身なので、

正当な評価はまだできないんだろうとは思いますが、面白いですよ。

オンラインということで毛嫌いしてる方も多いんでしょうけど、

一人でも十分プレイすることは可能ですし。

 

あとは音楽ですよね。

ゲーム音楽にプロの音楽家が参加する、というのは当時としては画期的でした。

ファミコンは今から比べると音質もそれほど良いと言えるものではなく、

同時に出せる音が3音(+α)でしたから、

当時のミュージシャンも少し敬遠していたきらいもあるみたいです。

すぎやまこういちさんという一流の音楽家が、

クラシック音楽を基礎としたゲーム音楽をゼロから作り上げていった、

という功績は、本当にすごいの一言です。

 

まあ、最新作のXIの音楽は酷評してしまいましたが(笑)

 

hw480401.hatenablog.com

 

ドラゴンクエストの音楽で好きなのは何ですか?という質問も、

これまでにさんざん受けてきました。全部好きですよ、いや、ほんとに。

最新作の音楽は酷評してはいますけど、好きなんです。

インパクトを受けた音楽でいうと、

ドラゴンクエストIVの通常戦闘曲は今聞いてもすごいと思いますし、

ドラゴンクエストVの最終ボス曲「大魔王」は、

それまでの戦闘曲の集大成ともいえるくらいに緻密なものでビックリしました。

 

 

 

ただまあ、ドラゴンクエスト好きではあるんですが、

マニアといえるほど精通しているわけではないんですよね。

繰り返し遊んだのはロトシリーズが主でしたし、

リメイクもとりあえず一通りは遊んでいますけど、

VI以降のストーリーとか街や村の名前とかはほとんど覚えてません。

前述したドラゴンクエストXオンラインも途中で止まってますし、

再びやろうという気持ちにもなかなかなれないんですよね~。

あと、スマホなどで遊べる派生作品も全く手を出してないですし(笑)

 

なので、

ドラゴンクエストが一番好き!」とはお世辞にも言えないと私は思ってます。

 

それでも34周年を迎えたわけですので、そこは素直に祝いたいと思います。

おめでとうございます。

続編であるXIIが出るか出ないかは全く分かりませんが、

これからも魅力的な続編や派生作品が出ることを期待しています。

octopus

ブログに寄せられたコメントに触発されて、

イギリスのプログレバンド「Gentle Giant(GG)」のアルバムを聞いてみました。

 

彼らの名盤を一つあげるとすると必ずと言っていいほど上がるのが、

4thアルバム「OCTOPUS」というアルバムです。

 

OCTOPUS

OCTOPUS

  • アーティスト:GENTLE GIANT
  • 発売日: 1991/06/24
  • メディア: CD
 

 

実をいうと彼らの音楽で最初に触れたのはこのアルバムではなく、

5thアルバム「In a Grass House」でした。OCTOPUSのあとにでたアルバムですね。

ガラスの割れる音で始まる1曲目「The Runaway」はやはり衝撃でした。

 

おっと、今回はOCTOPUSのお話でしたね。

 

イギリスのプログレというと、

キングクリムゾンやピンクフロイド、あるいはジェネシスあたりが有名で、

GGはどちらかというとマニア向けという印象がありますね。

パッと聞くと心地よいんですけど、

よくよく聞いてみるとすごいテクニックがたくさん使われてて、

え、これ70年代!?と思わせてくれる、そんなバンドの一つでもあります。

今度機会があればOCTOPUSの楽曲の分析なんかもやりたいんですよね。

 

ま、それはともかく。

 

アルバムの1曲目「The Advent of Panurge」からすごく聞かせてくれます。

プログレというと「長い」という印象が強い人も多いでしょうけど、

彼らの音楽はそんなに長大なものはあまりないので聞きやすいと思います。

長いのがダメってわけじゃないんですけど・・・

 

久しぶりにGGの音を聞いて、ちょっと元気が出ました。

明日からまた頑張れそうです。

J. Cobb

2020年5月24日。

ジミー・コブが亡くなったとニュースで出た。

 

私が彼のドラムスと出会ったのはもう四半世紀以上前の話だ。

 

「King Of Blue」(マイルス・デイヴィス)をあげる人も多いだろうが、

私がこのアルバムを聞いたのはずっとずっと後のことだ。

 

ウィントン・ケリー(Piano)、ポール・チェンバース(Bass)、

ジョニー・グリフィン(T.Sax)、

そして、ウェス・モンゴメリー(Guitar)による、

アルバム「フルハウス」が最初の出会いだった。

 

Full House

Full House

  • アーティスト:Montgomery, Wes
  • 発売日: 2013/06/04
  • メディア: CD
 

 

まだそれほどジャズを聴きこんでなかった10代の自分にとって、

このアルバムは衝撃さえ感じるものだった。

まさに「キレッキレ」の彼のドラムスはすさまじささえ感じられた。

 

ああ、きっとこのアルバムはずっと聞き続けるのだろうな、

と当時思ったものだが、案の定いまでも聞き続けている。

 

ジャズ界の最高のドラマーがまた一人亡くなった。

哀しい気分だが、アルバムの中で彼の音色はずっと生き続ける。

 

今日は帰ったら、このアルバムをじっくり堪能したい。