音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

J. Cobb

2020年5月24日。

ジミー・コブが亡くなったとニュースで出た。

 

私が彼のドラムスと出会ったのはもう四半世紀以上前の話だ。

 

「King Of Blue」(マイルス・デイヴィス)をあげる人も多いだろうが、

私がこのアルバムを聞いたのはずっとずっと後のことだ。

 

ウィントン・ケリー(Piano)、ポール・チェンバース(Bass)、

ジョニー・グリフィン(T.Sax)、

そして、ウェス・モンゴメリー(Guitar)による、

アルバム「フルハウス」が最初の出会いだった。

 

Full House

Full House

  • アーティスト:Montgomery, Wes
  • 発売日: 2013/06/04
  • メディア: CD
 

 

まだそれほどジャズを聴きこんでなかった10代の自分にとって、

このアルバムは衝撃さえ感じるものだった。

まさに「キレッキレ」の彼のドラムスはすさまじささえ感じられた。

 

ああ、きっとこのアルバムはずっと聞き続けるのだろうな、

と当時思ったものだが、案の定いまでも聞き続けている。

 

ジャズ界の最高のドラマーがまた一人亡くなった。

哀しい気分だが、アルバムの中で彼の音色はずっと生き続ける。

 

今日は帰ったら、このアルバムをじっくり堪能したい。