あまりこのブログでは取り上げていないトルコの作曲家を紹介します。
もともとトルコは音楽の盛んな国ではあるのですが、
20世紀に登場した、俗にいう「トルコ五人組」と呼ばれる人々が、
西洋音楽を積極的に取り込んで、トルコの音楽文化に貢献しています。
その中の一人、ウルヴィ・ジェマル・エルキンは、
フランスに留学したこともあってか、作品にフランス音楽的なにおいを感じます。
最初に聞いた「交響曲第2番」は、
後期ロマン派的な音色に目を奪われ、西洋の真似事と評価されがちですが、
どことなくアジアンテイストに感じるのは私だけではないと思います。
私が持っているのはこのCDではないんですけど(笑)
大手通販サイトでもこのくらいしか商品がないくらいにマイナーなんでしょうね。
もう少し知られればいいのになぁ、と思います。
カテゴリー的には「現代音楽」ではないかもしれませんけど、
時代としては現代音楽の範疇ということでこちらで紹介しました。
興味がある方はサブスクでも聞けますのでぜひとも。
上で紹介したCDは聞いたことないので、購入はぜひとも自己責任で(笑)