私の上の兄も、下の妹も高校時代は吹奏楽部でした。
兄はホルン、そして妹はパーカッション(打楽器)。
奇しくも私だけ吹奏楽部には入らず運動部に入ったのは先輩の勧誘のせいです。
それを思うと、「ああ、吹奏楽やりたかった」と思うと同時に、
きっと吹奏楽をやっていたら編曲家になろうとは思わなかっただろうなと。
なんで音楽を作る側の道へ進んだのかという話はまたいずれゆっくりと・・・
そして、兄も妹も高校時代に演奏していたのが、
ジェイムズ・バーンズの「アルヴァマー序曲」です。
2人とも家でずっと練習していたこともあって、
ホルンのパートとスネアのパートはなぜか今でも覚えています(笑)
吹奏楽に詳しくない方でも、
バーンズのこの曲は聞いたことがあると思います。
私が最初に聞いたのは作曲者自身による指揮での演奏でしたが、
堂々としたミディアムテンポで、とてもカッコよかった印象です。
この曲のテンポについてはいろいろな意見があるようです。
私が最初に聞いたのはだいたい8分20秒程度のものでしたが、
今、演奏されているテンポの多くは7分台のものが多いみたいですね。
(私が聞いたものの平均値ですけど)
私が最初に聞いたものとは違う音源なんですが、
シエナ・ウインド・オーケストラとバーンズとの共演CDで、
サブスクで聞けるのはこのくらいじゃないかと思います。
ちなみにこのCDでは8分24秒でした。
私自身、曲のテンポにはそれほどこだわってない人ではあるんですが、
やはり作曲者自らの指揮による演奏は、説得力が違うように思います。
他にも氏の「交響曲第3番」や「パガニーニの主題による幻想変奏曲」など、
おススメがたくさん入った名演集となってますので、良かったらどうぞ(宣伝)。