1995年1月17日午前5時46分。
阪神淡路大震災が発生。
その時、私は神戸にいました。
2011年3月11日午後2時46分。
東日本大震災が発生。
その時、私は東京にいました。
二つの大きな震災を発生地で迎えているというのは、
奇妙な縁を感じてしまうのですが、あまりうれしくはありません。
天災に「たられば」を使って語るのは本意ではないのですが、
もし私が留学先からもう少し遅く一時帰国していたら。
もし私が関東に移住して羽田空港で働いていなければ。
そう考えると、やっぱり縁があるのかもしれません。
9年前の今日、私は羽田の整備地区と呼ばれるところにいました。
会議の真っ最中に突然大きな横揺れを感じたんです。
もちろん、会議は即中断、
揺れがおさまってビルの屋上へ昇るとたくさんの煙が立ち上っていました。
羽田の交通網も寸断され、その日は事務所内で1泊、
翌日の朝、一部鉄道が復旧したため、順次帰宅することに。
いつもの数倍時間をかけてようやく帰宅すると、
家の中が惨憺たる有様でした・・・
当日のことはやっぱり記憶に残っていますね。
もちろん阪神淡路大震災のときのことも鮮明に思い出します。
テレビで連日、ずっと「あの瞬間」の映像が再生されて、
『ああ、今も昔もテレビって変わらないんだな』と思ったりもしました。
2020年3月現在もテレビは相変わらずです。
まあ、テレビの話はどうでもいいんですけど(笑)
何年たってもこの日になると、
あの時、屋上から見た光景を思い出します。
2日ぶりに帰宅した我が家の惨状を思い出します。
これまでも、そしてこれからも、思い出す日々が続くんでしょうね。