ローランド・カークというとテナーサックスという感じ。
彼、管楽器ならなんでも演奏していたらしいですけど、
私の中での彼は稀代のサックス奏者でした。
最初に彼のサウンドを聞いたのは、
ドラマーであるロイ・ヘインズのアルバム、
「Out of the Afternoon」だったと思います。
(このアルバムのことは次回以降取り上げる予定です)
Inflated Tearは「あふれ出る涙」と訳されることが多いみたいです。
彼の奇妙で奇特な言動ばかり注目されがちですけど、
このアルバムのサウンドを聞くと、
ああ、彼はやはりいっぱしのミュージシャンなんだよなぁ、と思うわけです(笑)
- アーティスト: Rahsaan Roland Kirk
- 出版社/メーカー: Rhino/Wea UK
- 発売日: 2002/12/24
- メディア: CD
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このアルバムにはローランド・カークの様々な顔がつまっています。
「ワンホーン」というのは、通常の編成に1つ管楽器(サックス、トランペット、トロンボーンなど)が入っている楽曲の総称でもあるのですが、
彼のアルバムは、ワンホーンの中でも屈指の名盤だと思ってます。
癖のある人だったので、だめな人はだめなんでしょうけど・・・