私が最初に彼の演奏を聞いたのはこのアルバムではなくて、
「サウス・アメリカン・クッキン」というアルバムです。
枯葉などのスタンダードナンバーも入ってるんですけど、
タイトルの通り南国気分を味わえる一枚になってます。
で、ブルースエットです。
カーティス・フラーのアルバムでも名作と呼び声も高いんですが、
最初聞いたときは正直ピンときませんでした。
このアルバムに参加しているテナーサックス奏者のベニー・ゴルソンが
とても良いなぁというくらいにしか思ってなかったんですけど、
しばらくしてから聞いてみて、彼の渋さを再認識させられた一枚です。