新シリーズはじめます。
私がちょっと苦手な吹奏楽に関することを、
私なりにちょこっとプラスしてお送りする「ブラスぷらす」。
題名はいろいろと悩んだんですが、まあこれでいいかなと(笑)
吹奏楽は中学高校時代に入部しようと思いながら、
いろいろな思いや先輩からのやんわりとした恫喝などもあり、
青春時代を管楽器や打楽器とともに迎えることはありませんでした。
その代わり、小学校の高学年でキレてやめてしまったピアノ教室を、
中学校卒業くらいにまた再開したという逸話もあるとかないとか・・・
さて、吹奏楽です。
部活で吹奏楽をやってこなかった私が、
そうした雰囲気を感じることが出来たのはやっぱり音楽院時代ですかね。
あとは漫画で少し補完していたこともありました。
「SOUL CATCHER(S)」とか「BLUE GIANT」「青空エール」あたりは、
数年前、友人の勧めで読み始めてハマっていました。
漫画自体それ以降はほとんど読まなくなってしまいましたが。
アニメ好きだと、今新作が映画公開されている「響け!ユーフォニアム」あたりで、
吹奏楽部の生態の一端を垣間見る体験を味わうのでしょうか。
SOUL CATCHER(S)、愛称「ソルキャ」「そるきち」で知られる漫画でも出てきましたし、
吹奏楽好きではなくても題名くらいは聞いたことがあるであろう、
保科洋さんの「風紋」は、吹奏楽を聞き始めた初期に聞きました。
私が吹奏楽を聞くようになったのは、音楽を真摯に勉強してた頃です。
編曲家になりたかった、というわけではなく、
ただ漠然と音楽と携われる仕事がしたいと思っていただけなんですけど、
そのころに、ありとあらゆる音楽を聞くようになりました。
当時の師匠筋にあたる人から、
「なるべくたくさんの曲を聞け。そしてそれらを自分の中で分析しろ」
という教えは今も私の中で息づいています。
最初はジャズ専攻だったのでそちら方面ばっかりでしたが、
その後、ビッグバンドアレンジなどをするようになった段階で、
吹奏楽への興味ががぜんわいてきた気がします。
30年以上前に作られたこの「風紋」を聞いていると、
当時苦い思いをし続けた学院時代の苦労を思い出して少し切なくもなりますが、
曲自体の持つ漸進性に後押しされてたこともあわせて思い出されて、
「昔へ戻りたい」という誘惑にとらわれてしまうんです(笑)
とまあ、こういう感じで毎週吹奏楽に関することを、
なんとなくまったりと語る感じになるかと思います。
今回は少し長めにしましたが、次回からは短くなると思いますので・・・
よろしくお願いします。