音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Dick Morrissey / Storm Warning!【ジャズのススメ 137】

イギリスのサクソフォン奏者、ディック・モリシーは、

どちらかというと「きわもの好き」な人に受けるサウンド

という印象を持たれがちですが、

聞いてみるとそんなことはなくて、実はすごい人だったりします。

いろいろと問題はある人だったみたいですけど(笑)

 

www.hmv.co.jp

 

実はこのLP、持ってないんですよね。

友人に音源をダビングさせてもらったテープは持ってますけど、

さすがに四半世紀以上も前のものですから、聞けるかどうか不安です。

SpotifyYoutube Musicでも一部の音源は聞くことができますけど、

残念ながらこのアルバムに関しては、LPも生産中止になってますが、

一部CDはまだ販売されているみたいです。LIVE版ですけど。

 

イギリスでジャズ、というとあまり結びつきがないように思うかもしれません。

ジャズの発祥はアメリカということになっていますが、

 

音楽のルーツを語るのであれば、アメリカで偶然出会った雑多な音楽の結実が、

ジャズの元祖であったりするわけですから、

そういう意味でいうとイギリスも発祥の一端を担っている、とも言えます。

 

いや、言えるかどうかはわかりませんが(笑)

 

このブログを書くにあたり、久々に音源を引っ張り出してきました。

「Storm Warning」とは「嵐警報」という直訳になりますけど、

まあ、なんというか、そういう印象もあるかもな、という感じです。

フィル・シーマンの小気味よいドラムス、

ハリー・サウスの居心地の良いピアノ、

そこに割って入るように聞こえてくるディックのテナーサックス。

一言でいうと「面白い」という印象になってしまうんですけど、

久々に聞いてみると、一応ジャズだよな、と思いました。

 

このアルバムをおすすめしたいところではありますが、聞くのは難しいので、

同じディックのアルバム「It’s Morrissey, Man!」もおすすめしておきます。

 

It's Morrissey, Man!

It's Morrissey, Man!