音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Thelonious Monk / Thelonious himself【ジャズのススメ 56】

セロニアス・モンクです。

 

Thelonious Himself

Thelonious Himself

 

 

このアルバム、実は最近になってようやく良さがわかってきました。

それまではちょっと苦手な部類に入ってたんです。

下の動画を見てもらうとわかるんですけど、かなり独特です。

独特、というのは誉め言葉のつもりなんですけどね。

詰まるような音色とでも言えばいいのでしょうか。

流れるようなピアノではないので、賛否あるとは思うんですけど、

個性が強いピアノであるがゆえにコアなファンも多いようです。

 

あ、蛇足ですけど、

このアルバムの最後の曲「Monk's Mood」では、

テナーサックスとベースが登場するんですけど、

それが、ジョンコルトレーンとウィルバー・ウェアなんですよね。

この曲を久しぶりに聞いて、ようやく彼のピアノの良さがわかったような気がします。

いいですよ、これ。

 


Thelonious Monk - Monk's Mood