音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その99

アメリカの作曲家、ロバート・ヘルプスのことを、

このブログで書いたかどうか定かではありませんが、

彼の「ノクターン」を聞きたくなったのでここで紹介します。

 

Helps - Shall We Dance by Robert Helps (2004-02-16)
 

 

ノクターン(nocturne)は「夜想曲」と訳されます。

じゃあ夜想曲ってなんやねん、と思う方もいらっしゃると思いますが、

私もいまいち定義がわかっておりません(笑)

読んで字の如く、「夜を想う曲」または「夜に想う曲」なんでしょうね。

夜想曲といえばショパンの曲が特に日本では人気が高いですよね。

私はショパンの楽曲、あまり好んで聞かないんですけど・・・

(それでも一通りは聞いてます)

 

このヘルプスの「Nocturne for String Quartet」ですが、

現代音楽らしいハーモニーはありますけど、

聞いていると「夜」を想起させるように感じるから不思議です。

題名を聞いてから曲を聞いているから当たり前ですけど(笑)

ただ、何も題名を聞かれないで聞いたとしても、

この曲を「朝」の曲とは思わないと思うんですよね。

 

緻密、という印象はあまり彼の楽曲には感じないんですけど、

どちらかというと無調でもかなり聴きごたえのある作曲家だと想うんですよね。

もともとピアノの楽曲でその名を知られているわけでして、

あえて室内楽を紹介してしまってる私も、なかなかひねくれております。