音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その91

イタリアの音楽というと、

ロッシーニヴェルディなど、歌劇を連想する方も多いと思います。

あるいは、スカルラッティやヴィヴァルディなどバロックを想像する人もいるでしょう。

 

なので、イタリアで現代音楽というのは結び付きにくいと考えられてます。

そんなイタリアの現代音楽の祖ともいえるのが、

今回紹介する、ルイージ・ダラピッコラです。

名前が某ゲームの主人公の弟と全く同じですが他意はありません(笑)

 

最初に聞いたのは「管弦楽のための変奏曲(Variazioni)」と記憶してます。

違うかもしれませんが、この曲を聞いた経験は今でも生きています。

ここしばらく、彼の楽曲は全く聞いてなかったんですが、

ブログを書くということでCDを引っ張り出してきました。

 

オーケストラのための楽曲「Three Questions With Two Answers」は、

三つの問いと二つの答え、という風に訳されることが多いです。

1960年代の作品ではありますが、そのころの他の音楽に比べると、

少し古い印象を受けてしまうのは、私の古い感性が故でしょうか・・・

音色はどちらかというと柔軟性があり、鋭角な響きは少なめだと思います。

 

Orchestral Works 2

Orchestral Works 2

 

 

私が持っているのはこのCDではないんですけど、

紹介した曲はちゃんと入ってますのでご安心を(笑)