先日、「星をあつめて」という歌についてブログを書きました。
劇場版「SHIROBAKO」のエンディングテーマとして使われていて、
良い曲なので、今でもたまに聞いています。
で、このタイトルを聞いて、ふと思い出した曲があるんです。
1970年頃、私がまだ生まれる前に結成されたバンド、
「はっぴぃえんど」の「風をあつめて」です。
はっぴぃえんどのことは、ほとんど知りません(笑)。
楽曲については、だいぶ後になってすべて聞かせていただいたんですけど、
活躍されていた当時のことはほとんど知りません。
私の父親が演歌がとても好きで、
車の中とか家の中でもカセットテープでよく聞いてたんですけど、
ごくたまに、演歌調とは少し違う曲を歌っていることがあったんです。
私は父親にその曲のことを聞いた記憶があります。
すると「風をあつめてという曲やで」と教えてくれました。
だから、この曲のサビを聞くと、父親の声を思い出すんです。
はっぴぃえんどのことにも少しだけ触れておきましょう。
メンバーは以下の4人です。
今から見るとそうそうたるメンバーですね。
細野さんといえばYMOという人も多いでしょうね。
あるいはイメージソング「風の谷のナウシカ」(歌:安田成美)や、
「ガラスの林檎」(歌:松田聖子)の作曲者ってのを思った方もいらっしゃるでしょうか。
鈴木茂さんは、アレンジャーという印象も強いですが、
どちらかというとギタリストという肩書が一番しっくりとくるでしょうかね。
最近、表舞台ではお見掛けしないような気もしますが、
歌謡曲等、邦楽には欠かせないギタリストのお一人ですね。
松本隆さんといえば、作詞家です。
それこそ膨大な数の歌詞を書かれています。
前述の細野晴臣の作曲された2曲の作詞はどちらも松本さんが手がけられています。
名コンビ、というと私なんかがおこがましいかもしれませんけど。
この4人の中で唯一鬼籍に入られているのが、大滝詠一さんですね。
大瀧さんといえば「幸せな結末」「恋するふたり」など、
ドラマの主題歌という印象が強い方も多いでしょうけど、
稀代のメロディメーカーとして評価が高いお一人ですね。
意外なところでお名前を見ることが多い方です。
こんな才能の塊みたいなバンドが私の生まれる前に活躍されて、
今でもアルバムなどで形として残っているというのは嬉しい限りです。
タイトルの「風をあつめて」については、
サビの「か~ぜ~を~あつ~めて~♪」ってところは、
今でもたまに鼻歌で歌っている自分に気づくことがあります(笑