今ならカイヤ・サーリアホを挙げる人が多いと思います。
私が彼女の音楽と接したのはずいぶん昔でしたが、
近年でも作品を精力的に作り続けており、私も目が離せない作曲家の一人です。
彼女の作品で最初に聞いたのは「光の弧(Lichtbogen)」だったはずです。
彼女の作品では、フルートを巧みに使った曲が多いんですけど、
電子楽器とフルート、あるいはピアノや弦楽とのコラボレーションは、
独特の緊迫感をあおりながらも、どこか繊細で優美な印象も受けます。
「眩惑(Verblendungen)」「花弁(Petals)」「静物画(Stilleben)」など、
このアルバムには多種な音楽が収録されています。
まあ、最近はあまり聞いてなかったんですけど(笑)
日本でも演奏される機会が割とあるみたいなので、
一度は生で聞いてみたいものです。