音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ゼルダの伝説30周年記念コンサート(12/14名古屋公演)へ行ってきた


すでに昨日のことを頭から追いやって、仕事しながらこれを書いてるんですが、
いろいろとこまごまとしたことはあったものの、とても満足のできるコンサートでした。

さすがに今朝早く起きて名古屋駅から新幹線で東京にとんぼ返りしたので、
かなり疲労が蓄積されているんですけど、
思い起こせば、海外出張からの帰国当日にクラシックのコンサートとか行ったりしてたので、
こういうことに慣れている、と思われがちですが、
すでにアラフォーなので、さすがに身体がついていきません・・・(笑)



ゼルダの伝説 30周年記念コンサート 名古屋公演
2016年12月14日(水)
開場18:15 開演19:00
日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

指揮:竹本泰蔵
演奏:セントラル愛知交響楽団
合唱:ハイラル合唱団
司会:青木瑠璃子

(以上、敬称略)



プログラムはこちら。


実を言いますと、先行抽選で京都公演のマスターシートが当選していたんです。
いの一番に聴けるチャンスだったのですが、
行くつもりだった日が諸般の事情でだめになり、
京都公演を断念するしか無かったんですね。

たまたま知人が名古屋公演のマスターシートに当選していて、
その知人も、やはり事情があって名古屋公演に行けないということがわかり、
双方ともに日程面で一致したこともあって、チケットを交換したんです。
私も10月以降の土日がほぼ埋まってしまっている状況で、
平日開催の名古屋公演に行けるというのはまさに渡りに船だったんですね。

結局それからしばらくして大阪追加公演(平日開催)が決まったんですけど(笑)

そして、前回のブログでも書いた「ゼルダオフ会」へと参加し、
ゼルダ愛を再確認したところで、コンサート当日を迎えることとなりました。

※ちなみに名古屋でゼルダオフ会に参加されたお一人と遭遇しお話することが出来ました。とっても嬉しかったです。


プログラムを見てみると、シリーズからまんべんなく選曲をされているのがわかります。
最新作の「トライフォース三銃士」や「神トラ2」も入ってますし、
プログラムからは判断がつきませんけど、
あの名作「夢を見る島」やDS版のゼルダシリーズからもメドレー形式の一曲として演奏されました。
パンフレットの後半で、
ゼルダ音楽のオーケストレーションをされている横田さんが、
前回演奏できなかった曲目を盛り込んだ、と書かれていたので、
やはりファンが声を上げ続けることも必要なんだなと、この時思いました。
ただ、声を上げ続けすぎるってのもどうかとは思うんですけどね・・・(笑)


ステージの中央上部に巨大なモニターが設置されており、
演奏が始まるとそこにゲーム動画が映し出されるようになっていました。
最初の曲目「ハイラル城」では最初にSFC版の映像が映し出され、
そこからシリーズに出てくるハイラル城の映像が次々と出て来る、といった感じです。

最初の「ハイラル城」から、その映像のせいかもしれませんが泣いてしまいまして。
次の「ゼルダ姫のテーマ」から、そして前半ほとんど感涙にむせんでました。

泣いてる人結構多かったですね。私の隣にいた女性もハンカチずっと握りしめてましたし、
周りでも鼻をすする音が結構聞こえてきました。
そりゃまあ、あの映像と音楽を見るとそうなっちゃいますよね。

風のタクトメドレーは、以前のオーケストラコンサートでも流れました。
今回の名古屋公演だけなのかどうか分かりませんが、
打楽器の音がやけにクリアに大きく聞こえてきたんですよ。
CDや以前の演奏とは少し違った聞こえ方がしたので、新鮮に聞こえました。
個人的には「スタッフクレジット」の曲が大好きで、
それを生で聴けたのもとても嬉しかったですね。
スタッフクレジットの曲の話をするととても長くなるのでここでは書きません・・・


前述の横田さんの言葉をまた借りてしまうんですが。

今回のコンサートは2000人規模のホールで行われています。
前回のムジュラの仮面の発売記念のコンサートは東京国際フォーラムでした。
あそこは5000人規模の人数が入るので、
こういう大規模なコンサートにはうってつけではあるのですが、
ホールが大きすぎることもあって、電子機器などを使用して音を増幅しないと、
ホール全体に音が響き渡らないという致命的な欠点があるんですね。

オーケストラの生音を直接客席へ届けるためには、
2000人規模のホールが適正であるということになります。
なので、今回の30周年記念コンサートは、
いわゆるクラシックのコンサートなどが行われることが多いホール、
つまり、オケの生音をホール中に響かせることが出来るところを選定したのだそうです。

前回のコンサートも良かったのは良かったんですけど、
音質という面ではあまり良くなかったかもしれないな、とは正直思ってました。



組曲オカリナメロディーは、
時のオカリナムジュラの仮面に出てきたオカリナのメロディーを、
司会の青木瑠璃子さんの楽器紹介とともに演奏するという趣向です。
どれもこれも思い入れの深いメロディーではあるのですが、
「いやしの歌」を打楽器で演奏するというのは面白いと思いました。
あと最後に演奏された「サリアの歌」の優遇っぷりに笑いながら、
でも感動して泣いてました(笑)
(サリアの歌のみ、フルオケ合唱付きで演奏されたのです)


今回演奏を担当されたセントラル愛知交響楽団なんですけど、
演奏のクオリティ高かったですね。
実はオケのメンバーが楽譜を見るときに使っている譜面台なんですけど、
そこが緑色になってたんですね。そう、ゼルダカラーの緑です。
すごく粋なはからいで、そこもすごく感動しました。
あ、ちなみに言うと司会の青木瑠璃子さんも緑のドレスを着られてました。
さすがゲーマー声優です(笑)

そして、指揮の竹本さん。
こうしたゲーム音楽の演奏会でたびたび指揮をされている方です。
昨年まで毎年公演されていたゲーム音楽コンサート「PRESS START」でも指揮をされていたことは記憶にあたらしいところです。
その竹本さんの指揮がとにかくかっこいい。
オケへの指示を的確にしながら、でも舞踊のように見えるくらいに指揮ぶりがきれいでした。
その上イケメンですから、女性ファンのハートもがっt(以下略)

後半のプログラム、時のオカリナの「ハイラル平原」で、
ひょんなことから作曲者である近藤浩治さんが最後に少しだけ指揮をされたんですけど、
その演奏後に竹本さんが、
「私より上手く指揮するのはやめてください。やりにくくなりますから」
と冗談交じりに仰って笑いを誘ってたんですが、
確かに近藤さんの指揮ぶりもとてもかっこよかったです。

竹本さんも近藤さんもとてもステキでした!!!



前半の話に戻ります。

「ボス戦闘曲メドレー」は、テンションがずっと上がりっぱなしでした。
もうとにかく楽曲がかっこいい、選曲も良い、そして迫力がすごい。

時のオカリナ「中ボス戦闘」

時のオカリナ「恐竜系ボス戦闘」

風のタクト「モルド・ゲイラ」

大地の汽笛「ボス戦その2」

トワイライトプリンセス「ボス戦その2」

という計5曲のメドレーでした。
まあ、風のタクトのモルド・ゲイラはやっぱりいいですよね。
司会の青木瑠璃子さんが「あのチキチキも聴けます」と演奏前に仰ってましたし(笑)
合唱の方々がチキチキ言っているのもすごかったです。
あと、何より大地の汽笛の曲をオケで聴けたってのがもう嬉しくて。
しかも大好きなフリブレイズとイワントスとの戦闘曲。そりゃ興奮しますよね。
映像とあいまって号泣しかけました。
そこへとどめのトワプリのボス曲です。
マグドフレイモスの映像と相まってこちらも号泣。この時点ですでに涙流しすぎてます。
ああ、このメドレーは興奮しっぱなしでした。演奏も迫力があって素晴らしかったです。


そしてその後です。
神々のトライフォース2&トライフォース3銃士メドレー」ですね。
神トラ2は2日半でクリアしてしまったんですが、
音楽がとても印象に残ってます。ロウラル城とか特に。
あと、大好きなのがマザーマイマイの曲でして。
この2曲を聴けたというだけでも感動モノでしたが、
それに3銃士の曲まで入ってるという、
海鮮丼にハンバーグとステーキ載せました、くらいのてんこ盛り具合で、
やっぱり涙流してました。


映像の力ってやはり大きいですよね。
竹本さんも映像スタッフもタイミングを合わせるのに大変だったと思いますけど、
映像と音楽双方で感動が倍加したんじゃないかな、と思うんですよ。
私は今回1階の後方のど真ん中にいたんですが、
画面が少し小さく映っていて細かい文字までは読み取れなかったんです。
それでもプレイ動画を見て瞬時にその世界へ没入することが出来ました。
今後もゼルダコンサートを定期的にやっていただくのだとしたら、
全部じゃなくても良いので、ところどころに映像があると嬉しいかもしれません。


前半最後は「スカイウォードソードスタッフロール」です。

話が前後して申し訳ないんですけど、
ゼルダオフ会でこのスカウォ好きな人が多かったんですね。
というか、スカウォに出てくる「ギラヒム」というキャラが好きな人が(笑)。
まあ私も嫌いではないんですけど、やはり憎らしさのほうが先にきてしまいます。
映像にギラヒム出てた気もしますが、
ゼルダとリンクのシーンが印象的になるような構成となっていたためか、
他のところがおぼろげな記憶になってます・・・

スタッフロールをそのまま映像として流すのではなく、
スカイウォードソードの場面を再構成したものとなっていたので、
脳の奥の記憶をくすぐられる感じがしてとても嬉しかったですね。
スカイウォードソードも思い入れの強い作品ではありましたので。



前半はここで終了です。

あ、そうそう、ロビーに楽譜が展示されていたんです。
指揮者用の楽譜だけではなくパートごとの楽譜も公開されてました。
というわけで少しご紹介。





あえて細かいところは見えないように絶妙な距離感で撮影してみました(笑)。


そしてブログ最初に掲載したコンサートのパネル。
これを撮るために撮影待ちの行列に並んだ人も大勢いらっしゃいました。
あとは物販コーナーですね。
私は開場前の事前物販に並んでほしいものは買えたのですが、
開場後の物販はかなりすごい行列になってましたね。
コンサート始まってからちらほらと途中入場される方もいらっしゃったくらいですから。


さて、後半ですね。


最初に演奏されたのは「ゼルダの伝説30周年シンフォニー」。
ゼルダシリーズでこれまであまり演奏されなかった楽曲を集めて、
メドレー形式にしたものなのですが、これが本当にすごかった。

リンクの冒険「神殿」

大地の汽笛「汽車フィールド その2(メインテーマ)」

ムジュラの仮面「クロックタウン(1日目)」

神々のトライフォース「裏の地上BGM」

夢を見る島「タルタル山脈」

夢を見る島「かぜのさかな(エンディングバージョン)」

リンクの冒険や神トラの楽曲も良かったんですけど、
大地の汽笛のフィールド曲やムジュラの仮面のクロックタウンなど、
あまり演奏されてない楽曲が入ってて嬉しかったです。
クロックタウンの曲の時、画面に「最初の朝」と大きく文字が表示された時、
会場のそこここからかすかな笑い声が聞こえてきたりしました。
そして何と言っても「夢を見る島」の楽曲です。
タルタル山脈は人気の楽曲ですし、かぜのさかなも同様ですね。
しかもエンディングまでちゃんと流してくれたのは本当に嬉しかったなぁ。
ここでもう隣の人と号泣しまくりでした。



とこの演奏の後、ゲストが登場されます。
ファミコン黎明期からマリオやゼルダに関わられている手塚卓志さん、
そして同じく黎明期からプログラミングなどで関わっている、
株式会社SRDの代表取締役社長をされている中郷俊彦さんです。

ちなみに、中郷さんは大阪公演につづいて二度目のご出演だとか。
緊張されているようでしたが、軽妙なトークを聴くとそうでもない気もしました(笑)

このお二人の初代ゼルダの開発秘話がとても興味深かったです。
ステージ上の画面に当時の資料が映し出されて、
それに応じてお二人の話がとても面白かったんですよ。

宮本さんや手塚さんが中郷さんに無茶振りをしたお話や、
ダンジョンのマップが当初予定していた半分の容量で出来上がり、
それのお陰で裏ゼルダが作成されたといったお話も聴けました。
またその後、名古屋公演限定だと思うのですが(違ってたらすいません)、
初代ゼルダの伝説のタイトル画面の色指定の資料や、
その後にスクロールで出て来るアイテム群の設定資料など、
中郷さんがお持ちになった資料を、映像越しではありましたが見ることが出来たのは、
とても貴重な経験でした。席が後ろの方で細かいところまで見えませんでしたが。


そして、貴重なお話の後は演奏へと戻ります。
ゼルダの伝説小品組曲」です。
この楽曲の詳細はパンフレットにも載ってないんですけど、だいたいわかりました。
ここでは書きませんけどね(笑)。
Twitterやブログなどで正解を書かれている人が多いのでそちらを参照ください(笑)

嬉しかったのはファンファーレなどの短い音楽が多めに流れたことと、
町長会議とか、リンクが中庭に潜入するときのほんわかした音楽(タイトルわからんw)など、
レアな音楽をオケで聴くことが出来たことですかね。


次は「ゲルトの谷」です。
名曲です。
ただ、この曲ってギターありきの曲だと私は思ってて、
こういったオーケストラコンサートには不向きな選曲なのかな、と感じてるんです。
確かにこの曲大好きですし、あそこの脱出イベントで苦労したこともあって、
曲自体への思い入れは高いんですけどね。
あ、でも、アレンジ良かったですよ。


時のオカリナから「ハイラル平原」です。
司会のリンク、じゃない、青木瑠璃子さんから説明があったんですが、
この曲は、お客さんも参加して欲しいとのことでした。

最初の方に紹介したプログラム、これ表は白い色で文字が書いてあるんですけど、
裏はこうなってます。


ゼルダカラーの緑色なんですね、これ。
つまり、この裏表の2色を使用してステージ側へ意思を伝える、というわけです。

時のオカリナハイラル平原という曲は、インタラクティブに作られてまして、
敵が近づいてくると緊迫感のある音楽に、
なにもないところでじっとしていると平和な旋律に、
と場面に応じて曲調が変わるという斬新なシステムになってるんです。
こういうのを考えた近藤さんもすごいんですけど、
これを実際に生演奏でやってみようってのもかなりすごいですよね。

近藤さんがマスターソード(レプリカ)を持って登場したんですけど、
この近藤さんがマスターソードをかかげたときに、
我々観客が先程の2色で意思を伝えるわけです。
緑なら「戦闘」、白なら「平和」ということですね。
その時お客さん一人ひとりが次の展開をこうしたい、と思った方の色をかかげるわけです。
そしてそれを近藤さんが確認して、多い方の色を選択、それを指揮の竹本さんに伝えます。
竹本さんは曲が切り替わる前に、赤色や白色などのスカーフを摘んでオケに見せることで、
次の展開を指示するということになります。

ちょっと説明がわかりにくいですかね・・・

要するにアンケートを取ることで好戦的か厭戦的かの展開を決めるということです。
これが面白かったんですよ。近藤さんの仕草の一つ一つも面白かったですし、
その近藤さんが竹本さんに色を伝えるときのやり取りも面白かったですし、
そのやり取りを見ているお客さんの様子もとても面白かったです。

そしてこの後、前述の通り、竹本さんがタクトを近藤さんに渡して、
(というかそもそも竹本さんはタクト使ってないんですけどね)
近藤さんが最後にかっこよく指揮をして曲がしめられました。



「大妖精のテーマ」はハープの音色がきれいでした。
その演奏前の青木瑠璃子さんの紹介が印象に残っていて、
64版の大妖精が画面に大きく出てきたときに多くのお客さんが笑いをこらえてましたけど。
(青木さんが何を言ったのかは公演に行った人だけが知ってます)
歴代シリーズの大妖精が次々と登場する様は圧巻ではあったんですが、
私なんかは、神トラのセーブ画面とかタイトル後の選択画面の印象が強かったりします。



トワイライトプリンセスメドレー」は、もうだめでした・・・
名曲が数多くあって興奮したんですけど、
エンディング曲のところで、ミドナとのあのシーンが流れてきて、
もう涙腺がユルユルになっていた私にとどめを刺すかのような所業に、
思わず「よくやった、スタッフ」と喝采を送り続けてました(笑)。

最初のオープニングからもう涙腺がだめだったんですけど、
ミドナのテーマやハイラル平原の勇壮な音楽を聴くと、
記憶が呼び起こされて、自分の意識があらぬ方へと飛び去ってしまいそうでしたが、
なんとか踏みとどまりました。
ガノンドロフとの戦闘の音楽は合唱も加わり迫力がすごかったですね。
指揮をしている竹本さんも手振りに熱がこもっていたように感じました。
で、その後のミドナのシーンです。そりゃ泣きますよ。ええ、泣きますとも。
会場でも多くの場所から多くのすすり泣きの声が。
あのシーン、ゲームでも泣いたからなぁ、わたし・・・


そして最後は「ゼルダの伝説メインテーマ」。
初代ゼルダからオープニングと地上BGM、
そして神々のトライフォースからはタイトルファンファーレと地上BGMです。
この曲をプログラムの最後に持ってくる近藤さんと横田さんの意図に、
本当に泣きそうになりました。いや、泣きました。
名曲中の名曲ですからね、これ。
SFC版の神トラにも思い入れが強い私ですから、
あのファンファーレからの地上BGMは涙なしには聴けませんでした。

ってわたし、ずっと泣いてるな(笑)


そして、ステージ左手のバイオリン奏者の皆さん、そして竹本さんがステージ脇へ。
左手奥にあったピアノの姿があらわになったところで、
近藤浩治さんが登場し、ピアノの前へと座られます。
アンコール演奏ですね。

近藤さんが演奏されたのは、
カカリコ村~メインテーマ」の2曲メドレーです。
作曲者自身の手から紡がれるその旋律に、
もう枯れかけていた涙がどっと流れ落ちました。

このブログをここまで読まれた方の中には、
泣きすぎだろ、とひいている人も多いと思いますが、
私も自分でひいてます(笑)。

でもね、近藤さんの生演奏を聞ける機会なんてそうめったにないわけですよ。
だから貴重な体験をしているんだな、という感動が全身を駆け巡って、
気がつけば大泣きしてた、という次第です。

はい、言い訳です・・・


そして近藤さんの挨拶のあと、再び司会の青木さんが登場し、
「もう一曲聴きたいですよね?」と一言。割れんばかりの拍手。
指揮の竹本さんも戻ってこられて演奏されたのは、
来年発売予定のゼルダの新作「ブレス・オブ・ザ・ワイルド」のメインテーマでした。

ピアノコンチェルトの緩徐楽章を聴いているような、とても繊細なBGMです。
この新作の音楽監督をされているのは、
スカイウォードソードの「女神の詩」の仕掛けの生みの親でもある若井淑さんです。
確かにこのメインテーマ、一聴すると今までのメインテーマとは一線を画するものみたいです。
ゼルダの当たり前を見直す」という主旨で作られている新作ゼルダ
音楽も当たり前を見直しているようです。
ますます新作に期待が持てそうですね。


これですべてのプログラムが終了しました。
会場内では開場後同様、ゲームで使われた楽曲がランダム?に流れていました。
トワイライトプリンセスハイラル平原が流れ始めたときは思わずハッとしました(笑)



記事としては少し長くなってしまいましたが、
行かれてない方にもコンサートの良さが伝われば、と思います。

指揮の竹本さん、演奏されたセントラル愛知交響楽団の皆さん、
そして合唱のハイラル合唱団の皆さん、
司会の青木さん、ゲストの近藤さん、手塚さん、中郷さん、
そして、このイベントに関わられたすべてのスタッフの皆さん。
本当に素晴らしい演奏会をありがとうございました。
近藤さんも仰ってましたが、年に一回ぜひやってほしいです。
来年新作も発売されることですし、ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします!!