音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

プレゼント

連日ブログで書くのは自分で恥ずかしいんですが、

昨日誕生日を迎えました。

この年齢になっても祝われるというのはうれしいものです。

新しい元号も発表になり、心機一転がんばっていきます。

 

で、昨日の夜のお話をします。

 

毎年、ボストンに住むピアニストの友人が、

私の記念日にいろいろと趣向を凝らしたプレゼントを贈ってきます。

だいたいが「演奏動画」「録音データ」なんですけどね。

 

私よりも日本のサブカル事情に詳しく、

いったいどこでそんな情報を探してくるのかわかりませんけど、

いつもいつも新しいものを追い求めているその姿勢は、

我が友人ながら共感をおぼえます。

 

ピアノもうまいしイケメンだし(すでに結婚済みです)、

そのうえサブカル事情に詳しいとなると、非の打ち所がないわけで。

そのことで少し引け目に感じた時期も実際にあったんですが、

今はそんなわだかまりもなく、毎年日本に旅行に来ては、

秋葉原で奇声を上げながら買い物をしています(笑)

 

今年も「演奏動画」が私のところに送られてきました。

本当はここで公開したいところではあるんですが、

本人からは「これはHiroへのプレゼントだから公開はしないでほしい」

と厳命されてしまっているので、やめときます・・・

 

 

「とある小さなワルツ」という曲があります。

SFCで1993年に発売されたゲーム「トルネコの大冒険」で、

その曲はエンディングとして使われていました。

ちなみに作曲はドラクエで知られる、すぎやまこういちさんです。

 

私が10代後半のころ、この曲をピアノトリオにアレンジして、

友人へ演奏をプレゼントしたことがあるんですが、

「Hiroは相変わらずピアノが下手だ」といいつつ涙ぐんでました(笑)

 

そしてあれから20数年の時を経て、

今度は友人がこの曲を「一人ピアノデュオアレンジ」してプレゼントしてくれました。

それも、私の編曲をたくさん取り入れてくれたバージョンで。

 

そりゃ泣きます・・・

 

ジャズピアニストでありながら、ジャズらしさをおくびも出さず、

丹念に演奏しているその姿は、涙でかすんで見えにくかったですが、

世界一ピアノが上手い、と私が勝手に思っているその友人の演奏は、

すごくキラキラしてて、男の私でも惚れそうになりました(嘘ですw)。

 

 

SNSでいろんな方からお祝いの言葉を頂けたのも嬉しかったですし、

こうして親友から心のこもった演奏をプレゼントされて、

今年の誕生日は本当に幸せでした。

 

ここで運を使い切った感も、多少あるにはあるのですが(笑)、

これからもマイペースで公私ともに充実した生活を送っていこうと思います。

 

ありがとうございました!