2019年3月30日、31日におこなわれたセガフェスというイベントで、
待望のタイトル「新サクラ大戦」の発表が行われました。
PVとか新しい主題歌とか、PS4で今年の冬に発売とか、
いろいろな新情報があってうれしくなりました。
ゲームメーカーであるセガ(SEGA)の大事なIPの一つである、
「サクラ大戦」については今更語るのも恥ずかしいのですが・・・
1997年にセガサターンというゲームハードで発売されたのが最初です。
一流のクリエーターが一堂に会し作られたそのゲーム、
私も発売当時にプレイして、そのシステムやお話に感動した一人です。
その後、マルチメディア展開として、
キャラクターの中の人が実際にキャラクターの格好をしてお芝居をするという、
「サクラ大戦歌謡ショウ」まで開催されるほど人気を博しました。
2019年現在、シリーズはナンバリングのもので計5作発表されています。
そして十数年の時を経て、ついに新しいサクラ大戦の発表があったわけです。
私自身は新しいものを受け入れることにあまり抵抗がない人です。
俗に「懐古厨」と呼ばれる、古いものを至高とする人の気持ちもわかりますが、
元来が極度な飽き性なのでそういうのをうけいれやすい性格なのかもしれないです。
今回の「新サクラ大戦」は従前のものと変わった形となっていて、
主題歌も初代サクラ大戦を踏襲しつつも新しい試みがなされていることで、
懐古厨の方々の反発も少なからずあったように思います。
サクラ大戦シリーズの音楽を担当されているのは、田中公平さん。
私が物心つく前から第一線で活躍されている方です。
公平さんもこうした賛否が起こることは織り込み済みなんでしょう。
それでも新しいものに挑戦し続ける姿勢はすごいな、と感じています。
感じてはいるんですけど、ここ最近の氏の曲を聴いていると、
技巧にすぎる部分も多少鼻につく印象は否めないかなと思いました。
田中公平さんのファンから石を投げられそうですけど・・
いくら自分が尊敬している作曲家だからといって、
「すべての作品に対して、もろ手を挙げて受け入れる」という姿勢は、
作品を提供し続ける作曲家に対しても、
作られた作品に対してもとても失礼な行為のような気もするんですよね。
違和感を感じるのならそれは正直に受けとめるべきですし、
そういうものをすべて無いものとしてしまうのは、やっぱり違うような気もします。
まあ、そういう賛成意見ばかりのほうが、本人にとってはうれしいのかもしれませんけど(笑)
おっとお話があらぬ方向へ行ってしまいました。
「新サクラ大戦」の主題歌のお話でしたね。
初代サクラ大戦の主題歌「檄!帝国華撃団」(通称ゲキテイ)は、
発売当時も賛否両論があったみたいですけど、今では受け入れられています。
どんなものにも好き嫌いはありますからね(笑)
主題歌に過去作のエッセンスがしれっと入っていて、
大さびの「は~し~れ~!」のところでは、
ヒロイン役の声優さんが「走れ~!」と後を追いかけるようなメロディを、
高音で朗々と歌い上げていて、そこで思わず涙ぐんでしまいましたね。
単純にかっこいい、って思いました。
公平さんと原作者でもある広井王子さんの共作による渾身の主題歌は、
私の胸に深く突き刺さって、いまだに離れません。
ほんと、いい曲だ、これは。
とまあ、ブログの最後になってしまいましたが。
今日4月1日は私の誕生日です。
Twitterでもお祝いの言葉を多数いただけて嬉しく思っています。
ありがとうございます!
今年は、このブログでも書いてます通り、
編曲のお仕事を二つ掛け持ちでやらせていただいてます。
(一つはすでに作業自体は終わっているんですけど・・・)
一つの区切りとして誕生日を迎えることが出来たので、
あとほんの少しだけやる気を出して頑張ろうと思っています。