最初に聞いた印象は「大河ドラマっぽい」でした。
なんて書くと、幼い感想だよなぁと今なら思ってしまうわけですが、
この曲を聞いた当時はまだ高校生で、
無理やり進学校に入らされてしまった後悔みたいなのが先行していて、
あまり情緒が安定してなかった時代だったと記憶しています。
その頃は吹奏楽なんてほとんど聞いてなかったんですけど、
なにかの折にテープか何かで聞いたのは覚えています。
小林徹さんの作曲による「交響的舞曲」は、
1988年の吹奏楽コンクールで課題曲となった作品ですが、
作品単体としても人気が高いことでも知られています。
交響的舞曲ときくとラフマニノフやヒンデミットのそれを思い出す方も多いでしょう。
私もそうです(笑)
ただ、この吹奏楽の交響的舞曲も、ものすごくかっこいいんですよね。
4分程度と吹奏楽曲としては短めの曲ではありますが、インパクトは高いです。
久しぶりに聞くとやはり興奮しますね。
あの頃の淡く苦い思い出もよみがえってくるのはどうしようもないですけど。