音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Incidental Music Vol.44

80年代初頭のお話です。

土曜の夜8時といえば、ドリフターズの「8時だョ!全員集合」でした。

練りに練られたコントと歌で構成された一時間はとっても面白かったんです。

 

そんな土曜8時にフジテレビが放送を開始したのが、

オレたちひょうきん族」というバラエティ番組でした。

ビートたけしさんと明石家さんまさんが共演する、

つまりは関東のお笑いと関西のお笑いがごちゃまぜになって、

アドリブありなんでもありのごった煮的なバラエティ番組です。

 

当時関西に住んでいた私は、

毎日のようにテレビで放映していた吉本新喜劇松竹新喜劇をみて育った世代なので、予定調和的な笑いもアドリブ主体の笑いも、というよりもお笑い番組そのものが大好きでした。

ひょうきん族の笑いは当時としてはとても衝撃的で、

1989年に放送が終了するまでずっと「ひょうきん族」を見てたと思います。

 


【HD・720p】オレたちひょうきん族 帰って来たタケチャンマン・セブン 1987,12,18 OA

 

 

オープニングに使用されている曲はクラシックなんですよね。

ロッシーニが作曲した「ウィリアム・テル序曲」の第4曲です。

「スイス軍隊の行進」とも呼ばれています。

 


ロッシーニ: 歌劇「ウィリアム・テル」:序曲(スイス軍隊の行進) [ナクソス・クラシック・キュレーション #ゴージャス]

 

今でもこの曲を聞くと、この伝説的バラエティ番組を思い出します。

当時はウィリアムテル序曲なんて知らなかったですから、

小学校の音楽鑑賞の時間にこの曲を聞いたときは、

みんなで「あ、ひょうきん族だ!」って言い合ったものです(笑)

子供のころの記憶の刷り込みって怖いです・・・・