ドイツの作曲家、ハンス・エーリヒ・アポステル。
たぶん、日本ではほとんど彼の楽曲は演奏される機会がないようです。
私が知らないだけで、実はコンテンポラリー界隈では演奏しているかもしれませんけど、少なくともここ数年で演奏曲目に彼の名前は無いように思います。
最初に彼の作品で聞いたのは、
たしか「ハイドンの主題による変奏曲」だった気がします。
Hans Erich Apostel (1901-1972): Haydn variations op. 17 (1949)
現代音楽に落とし込んではいますが、それほど難解ではない感じです。
もちろん「難解」という定義も人によってまちまちでしょうけど・・・
あと、彼が師と仰いでいたアルバン・ベルクの組曲「ルル」の曲を変奏曲にしたもの、
「ルル変奏曲」もちょくちょく聞いていました。
まあ、変奏曲を聞くなら原曲の「ルル」を聞くべきかもですけど(笑)
Alban Berg: Variations from "Lulu" (1935)