音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ブラスぷらす Op.18

50年ほど前にコンクールで披露されて人気が出た作品「呪文と踊り」。

ジョン・バーンズ・チャンスの作品の中でも有名なんだそうです。

 

ジョン・バーンズ・チャンスはアメリカの作曲家です。

不慮の事故によって39歳という若さで亡くなってしまったのですが、

その作品は今も世界各地で演奏され続けています。

 

私が最初に彼の作品を聞いたのはだいぶ昔です。

「Variations on a Korean Folk Song」という曲ですね。

日本語に訳すと「朝鮮民謡の主題による変奏曲」という感じでしょうか。

それから彼の作品を聞くようになって出会ったのが、

「Incantation and Dance(呪文と踊り)」でした。

 


J.B.チャンス/呪文と踊り

※動画は洗足学園音楽大学の公式のものです。

 

前半はおどろおどろしい木管の旋律から始まる「呪文」の部分、

そして中盤から後半にかけては激しいリズム体が特徴的な「踊り」の部分です。

初めて聞いた時は血沸き肉躍る後半で興奮しまくったものですが、

今聞いてみると、前半の「静」の部分の導入が良く出来てるなぁと思います。

 

大好きな曲です。