2月に「課題曲コンサート」に行ってきました。
というお話は以前書いてましたね。
涙をのんだ人もたくさんいたことでしょう。
「仕方ない」という言葉だけで片付けられればいいんでしょうけど、
なにがしかの形で開催してほしかったなぁ、というのが私の本音です。
今は感染症をいかにして抑え込むかが大事なときだから、
そんな映画だの音楽だの舞台だの、といった芸術活動はすべて禁止にするべきだ。
という意見もあるんでしょうし、確かに正論めいた気もしますが、
居丈高に正論をぶつ人ってホント嫌いです(笑)
というわけで、吹奏楽コンクール課題曲です。
課題曲5曲をすべて生演奏で聞きました。
どの曲も演奏するのはなかなか骨が折れそうな曲揃いな気もしますが、
それは毎年そうですから、これこそ「仕方ない」ですね。
どれも素晴らしく良かったんですが、個人的にビビッときたのはVですかね。
V.「吹奏楽のための「幻想曲」-アルノルト・シェーンベルク讃」
吹奏楽コンクール課題曲の難易度という意味でいうと、
このV(五番目)というのはかなりの曲者であるというのが通例です。
つまりは、難曲であるということです・・・・
曲の細かな解説はWEBや動画に委ねますが、たしかにこれは難しそうです。
もちろん、他の4曲が優しいものかというとそういうわけでもないですけどね。
私は一度も吹奏楽部というものを経験していない人間なので、
雰囲気などは推し量るしかないわけですけど、
たぶん高校時代にやってたら挫折して退部していただろうな、と思います。
根性はそこまでないくせに負けず嫌いな人間ですから(笑)
今年は無事に開催して、いろんな名演が聞けますように。