音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Freddie Hubbard / Ready For Freddie 【ジャズのススメ 20】

フレディ・ハバードというジャズトランペッターのことを知ったのは、

今回紹介するアルバムではなく別のアルバムでした。

そのアルバム「Red Clay」も実は大好きなんですけど、

今回はこっちのアルバムにしました。

ドラムスのエルヴィン・ジョーンズが好きってこともあるんですけどね(笑)

あ、いや、別にレニー・ホワイトが嫌いってことじゃないですよ、

「Red Clay」にドラムスで参加しているレニーは素晴らしいアーティストです。

と、フォローしたところで・・・

 

Ready for Freddie

Ready for Freddie

 

 

もともとジャズトランペッターとしてのフレディは大好きです。

ただまあ、彼のアルバムすべてが好きってことではなくて。

癖が強いわけでもないしテクニックも素晴らしいんですけど、

いかんせん私の聞き込みが足らないせいなのか、

どうにもこの2つのアルバム以外でオススメってのがなかなか出来ないというね。

あと、ユーフォニアムが参加しているってのも珍しいかもしれないですね。

それがこのアルバムにあってるかあってないかは別問題ですけども。

 

個人的には4曲目のBirdlikeが好きです。

 


FREDDIE HUBBARD, Birdlike

OPETH / Blackwater Park 【プログレ古今東西3】

さて、オーペスをプログレという括りで書いて良いものかどうか、

私には判然としない所があるのですが、

デスメタル好きな私としては彼らをあえてプログレとして紹介したいと思います。

ひねくれ者なもんで(笑)。

 

スウェーデンの暗黒神とも呼ばれているOpethは、

60年~70年代のプログレバンドの影響を色濃く受けていますが、

その実、彼ら独特の世界観がさらに色濃く反映されています。

中でも今回紹介するアルバム「Blackwater Park」は、

そんな彼らのアルバムの中でも一二を争う傑作との呼び声が高いんです。

 

BLACKWATER PARK

BLACKWATER PARK

 

 

プログレッシヴ・デスとも言うべきそのサウンドは、

デスメタルと基調としながらもそのサウンドはプログレッシヴで芸術的ともいえます。

そしてよく聴くとヴォーカルの声がまあすごいんですよ。

ミハエル・オーカーフェルトの紡ぐ声の変化もまた、

オーペスのサウンドを形作る重要なピースのひとつでもあります。

 

デスメタル好きにもプログレ好きにもすすめたい、そんな一枚です。

おんがくのすゝめ

このブログでも継続して書いているシリーズ「ジャズのすすめ」。

私が大好きなジャズの中からこれはというものを選んで、

ダラダラと書いている記事なんですけど、これを書きながら思うわけです。

 

「音楽って十人十色だからなあ・・・」

 

 

SNSの投稿を見てても、様々なジャンルの音楽について、

人がオススメを推していたりすることがよくあります。

botと言われる自動投稿システムを利用して、

いろいろな曲情報を提供しているものも存在してます。

 

私もブログでいろいろな音楽のオススメを書いておいて言うのもなんなんですけど、

オススメってあてにならないことがほとんどだと思ってるんです(笑)。

 

「これ絶対いいですから!間違いなくハマります!!」

って言ってくる友人とか知り合いとか熱心にすすめてくることもあります。

もしくはメールやSNSを経由してそういうことをすすめてくる人もいます。

ただ、それでハマることってほとんどないんですよね。

あくまでも「言った当人」がハマったものであって、

それを他人がハマるかどうかというのは、賭けに近いものがあります。

 

前にも別ブログで書いたことでもあるんですが、

ラーメンって個人差が大きい食べ物だと思うんですよ。

醤油がいい、いやいや味噌も捨てがたい、

何を言う塩こそ正義、馬鹿なことをいうなトンコツに勝るものなし、

というようにそれぞれ好みがあります。

醤油でも油多めか少なめでも好みが分かれますし、

背脂チャッチャ系がどうしても駄目という人もいます。

以前にも仲間四人くらいでラーメン屋に行くことがあったんですけど、

その四人でも好みがバラバラでしたし、

正直その知人がすすめてくれたラーメンは、おいしかったんですけど、

又来たいとは正直思いませんでした。

ジャンルが音楽よりも少ない(かどうかはっきりわからないですけど)

ラーメンという分野でもこれだけ好き嫌いがあるわけですから、

クラシックやジャズ、ポップスやメタルサウンドなどなど、

多岐にわたる音楽ジャンルでも、やはり好き嫌いはあると思うんです。

 

まあそうはいっても、周りで「童謡だけは嫌いで聴くのもいやだ」って人を、

私は今までの人生で見たことも聴いたこともないですけど(笑)。

 

ここ最近、相手がいう一押しは話半分で聞くことにしています。

でも、表面上は「おお、いいね~!!」と気に入った風に見せたりしてます。

きっと正直に「ああ、これはちょっとあわない」と言えば良いんでしょうけど、

恋人だったり家族だったり親友だったりならばまだしも、

知り合い、もしくは顔見知り程度の間柄で、

ずけずけとバッサリ袈裟懸けに斬ってしまうのって悪い気がするんですよね。

 

音楽では正直でありたい、とは思うものの、

相手に不快な思いはしてほしくないという気持ちもあって、

現実世界ではあまり音楽のオススメ話はしないようにしています。

 

 

 

 

信者、という言葉があります。あるいはクラスタでもいいんですけど。

そういうファンの人達って盲目的な人が圧倒的なので、

その人が作り出すものならば無条件で受け入れてしまう傾向にあります。

私はそれが出来ない人なんですよ。

 

わたしがTwitterを再開した当初(昨年後半)は、

フォローしていた方全員とまたつながろうとは思ってたんですが、

クラスタなどと称される方とはあまりお近づきになりたくないので、

ごく一部を除いてそういう方々とは少し距離をおいてます。

というか、関わらないようにしています。

 

クラスタの皆さんの発言などを見てしまって感化されたくないですし、

そもそも関わり合いになりたくないと思ってます。

そういう人たちのごく一部の人が、私に曲をすすめてくるわけです。

「絶対にいいから。とにかくきいてみて」

そして聴いてみるとそんなによくないわけですよ(笑)。

で、正直にそのことを伝えると、途端に攻撃的な発言をして、

相手が納得するまでその手を緩めないわけですね。

 

そういう経験を幾度かしたこともTwitterを辞めた一因ではあるんですけど。

 

 

 

 

おっと、話がまったく見当違いなところへ向かいだしたのでもどします。

 

 

 

 

 

 

 

例えば知り合いとも会話の中で、

「ああ、この人はアシッド・ジャズが好きなんだな」と予測を立てるとします。

なので、その人は相手が好きそうなアシッド・ジャズの曲をすすめてきます。

それがピタリとハマることもあるんでしょうけれども、

同じジャンルで好きな曲が似ているのならばまだしも、

ジャズ好きというだけで好みがピタリとハマることって稀なんですよ。

私のような音楽を雑食で聴いている人はあまりいなくて、

好きなアーティストを中心に聞き続けるというのが、

たぶん最も当たり前な音楽の楽しみ方なんだろうな、ということもわかってるんです。

でもまあ、こういう聴き方しか出来なくなってしまった私は、

きっとこれからもあらゆる音楽を貪欲に聴き続けて、

その中からキラリと光る原石を発掘してほくそ笑んだり、

まだ日本で殆ど知られていないものを見つけて喜んだり、

そういうちょっと人とは違う聴き方をこれからもしていくだろうと思います。

 

 

長くなりそうなのでこのあたりで。

前にも書きましたがオススメされること自体は嫌いではないので、

こんなこと書いた後で言うのもなんですけど、

「オススメどんどんおまちしております」(笑)

 

 

Harie Loren / THEY OUGHTA WRITE A SONG 【ジャズのススメ 19】

このアルバム、実は私が見つけたものではないんです。

同じジャズ好きの知人からすすめられたものです。

ジャズ・ヴォーカルものは敬遠がちなんですよ。

ここ最近出ているジャズ・ヴォーカルものってあまりピンとこなくて。

 

なんて書くと、いろんなファンから怒られそうですけど(笑)。

 

そんななかで紹介されたこのアルバム。

最初はご多分に漏れずそれほど響きませんでした。

 

THEY OUGHTA WRITE A SONG

THEY OUGHTA WRITE A SONG

 

 

「青い影」というタイトルで知られる名曲、「A WHITER SHADE OF PALE」。

聞き飽きた感も多少あるこの曲ですが、

彼女の歌声で聴くと少し違った印象をもたらしてくれます。

「BLUE SKIES」や「Autumn Leaves」などなど、

名曲が彼女の歌声で聴くとまた楽しく思えます。

最初は首を傾げてた私も、何度も聴いているうちに心地よいものになりました。

 

うん、これから覚えておこう、この名前。ヘイリー・ロレン。

 


A Whiter Shade of Pale - Halie Loren (Procol Harum)

 

 

Switch騒動記

最近このブログがゲーム系ブログになりつつあることは自覚しているのですが、
音楽ネタは別のブログで書いているので、
日常系ブログとしてこういう偏りがあるのもまあ良いのではないかと、
自分で自分を鼓舞しているところです。

うそです(笑)。




さて、お題のとおり、今日もゲームネタです。

今年の3月3日に任天堂から発売されるNintendo Switch
新機軸のゲーム機であり、前評判は上々、私も期待に胸膨らませています。
そんなSwitchですが公式に1月21日より予約を開始するとアナウンスされました。
つまり先週の土曜日ですね。
時間があれば私も実店舗に行って、
予約列に並ぶことも辞さなかったんですが、
その日は新潟でとあるイベントを主催することがすでに決まっていたので、
仕方なくネット通販で予約をすることに決めました。

21日の朝9時からという発表をしていた家電量販店もありましたが、
すべて足並みが揃っているとも限らないので、
私はある予測を複数立ててみたわけです。


  1. 21日午前0時
  2. 21日午前7時
  3. 21日午前9時
この3つの時間を予測して、その数分前にログイン待機することに。

結論から言うと、ほぼすべてのネット通販で朝9時から予約を開始、
私は某Amazonで無事に欲しいものをすべて予約することが出来ました。
(本体・ゼルダBotW Collector's Edition・ARMS・キャリングポーチ・amiiboなど)

購入を終えていろいろと情報を収集してみると、
大手家電量販店の一つ、ヨドバシカメラのいくつかの店舗で、
「予約日当日に店舗にて予約された方はすべて発売日に受け取れます」
というアナウンスを行い、終日予約を受け付けていたんですね。
ネット通販で予約することができなかった人がそちらへ流れたみたいです。
ヨドバシカメラ単体で相当な予約数だったと思うのですが、
おそらくはメーカーの「転売防止策」の一つだったのだろうと予測しています。
潤沢に本体台数を用意しているというアピールにもなったみたいですし。



とはいえ、Switch本体を購入できなかった方も多数いらっしゃることも事実です。



お話が前後して申し訳ないんですが、
ネット通販といえば、娯楽の殿堂・任天堂がついに通販サイトを立ち上げることも発表されました。
マイニンテンドーストアというそのサイトでSwitch本体とソフトを予約すると、
非売品であるカレンダーが付いてくるということで、
そのサイトのオープン日である1月23日月曜日を心待ちにした方も多かったみたいですね。

この辺の話が、題名にもある「騒動記」というところにかかってくるんですけども(笑)。

前述の通り、かなりの台数を21日の予約で獲得していたわけなのですが、
非売品のカレンダーが欲しいという人もいらっしゃったみたいで、
21日の予約をスルーして(もしくは、やんごとなき事情があり予約ができなかった)、
この公式ストアで本体とソフトを予約しようと息巻いている方も多くいたようです。

このブログを読んでいる方の多くはご存知のことかもしれませんが、
マイニンテンドーストアは終日アクセス制限を行っていた関係で、
オープンしたとされる午前10時頃からかなりの長時間在庫が切れなかったんですね。
結局その日の夜くらいには在庫が無くなってしまったようなのですが。
21日に予約できなかった人たちと、
カレンダーが欲しい人や本体のカスタマイズをしたい方々が一気になだれ込み、
サイトが終日、だけではなく、翌日の朝あたりまでずっとアクセスしづらい状況だった模様です。

そして、案の定、その非売品のカレンダーと本体のセットが、
転売屋さんの手に渡り、高値でオークションサイトにあげられています。





このあたりで私見を書かせてもらいたいんですけど。





転売屋自体は私も大嫌いですし、撲滅運動があるなら参加したいくらいなのですが、
転売ヤーのせいで、本当に欲しい人の手には渡らない」という理屈は、
ちょっと違うのではないかな、とも感じているんですよ。
転売ヤーと言われる連中は確かにクズの極みではありますけど、
転売という不純極まりない目的ではあるものの「本当にほしいもの」を手に入れるために、
彼らも彼らなりに努力をしているんじゃないかな、とも思うんです。
その努力の方向がひねくれているから駄目なんですけどね。

ま、ゲスの話はこのくらいにしときましょう。



今でも、実店舗の一部では数は少ないながらも予約をしているところもありますし、
探せばいろいろと購入する手段はまだ残されているように思います。
発売日当日ではなくても、ある程度の数がまた予約できるようになるはずなので、
くれぐれもオークションサイト等で購入するのだけはやめましょう。


とまあ、なんにも考えずにダラダラとここまで書いてみました。

いろいろとSwitchについてネガティブなことを言う方も多いみたいですが、
きっとこれからも私は、任天堂という会社が大好きなんでしょうし、
Switchもたぶん遊び尽くすことになるんだろうなと。

とにかく、今から楽しみでなりません。

3月3日

ひな祭りのお話ではありません。

娯楽の殿堂・任天堂が社運をかけた、と言っていいのかどうか定かではないですが、
新しいゲーム機、Nintendo Switchが発売される日です。

何を隠そう、私は任天堂のゲーム機をこれまですべて購入しています。
売ったものもありますけど(笑)。
とはいえ、SIEやMSから出ているハードも多数買っているので、
特に任天堂信者であるという意識はありません。
(そもそも「信者」って言葉があまり好きじゃないんです)

ローンチタイトル、つまりゲーム機と同時発売されるゲームとして、
最も注目されているものの一つが、昨年30周年を迎えたゼルダの伝説シリーズの最新作です。
「ブレス・オブ・ザ・ワイルド」と題されたそのゼルダは、
先発機であるWiiUとSwitchの二機種で発売されます。

私は両方やるつもりなのですが、
先にWiiU版(ダウンロード版)を買ってプレイするつもりです。

これを書いている2017年1月20日現在、
明日1月21日にSwitchの予約開始という先日の任天堂公式発表を受けて、
たぶんゲーム好きの人やそうではない人(転売ヤー)もその時を待ちわびていると思います。
かくいう私も予約できれば予約したいなぁ、と考えてる一人です。
が、目的の一つであるゼルダ最新作はWiiU版でまずプレイするつもりですし、
その他のローンチタイトルも気になるものはあるのですが、
発売日にやりたい、とまでは思っていないので、ゆるゆると予約するつもりです。
ま、予約できたらもうけもん、くらいの意識です。

Switch版ゼルダの限定版も欲しいと言えば欲しいですが、
持っている人に見せてもらえばそれでもいいかな、くらいに考えてます。
昔の私なら「是が非でも」という心持ちだったのですが、
歳を重ねていくぶん心が落ち着いてしまっているのかもしれません。
買えればいいか、くらいでいると案外スッと手に入るもんです(笑)。





ここまで書いて気づいたんですが、
やっぱり物欲が少し減ってきたな、という印象です。
以前の私なら、欲望のおもむくままに行動していたんですけど、
悟りを開いたのか、それとも単にめんどくさいだけなのかわかりませんが、
ただひたすら趣味に没頭するといったことがほぼ無くなったような気がします。
ゆっくりと本でも読みながらテラスで紅茶でも一杯、というように、
のんびりのほほんと過ごせればいいかなぁ、という感じにシフトしてます。
それが歳のせいなのか、それとも何かしらの心境の変化なのか、あるいはその両方かもしれませんけど、がむしゃらに追いかけることをあまりしなくなった気がします。

これじゃいかん、とは思いつつ、でもこれでもいいかと思ってる自分もいたりします。

Twitterとか見てるとそういう「がむしゃら」な人がとても多いんですよね。
そういう人を見ると羨ましく思う反面、嫉妬にも似た気持ちになることがあります。
自分は自分、他人は他人ということも頭のなかではわかってるんですけど、
感情の部分ではそういう鬱屈としたものも内包してたりします。

誤解の無いように言いますけど、病んでるわけじゃないですよ(笑)。
年齢とともに心境が変化してきた、というお話です。



ともあれ、手に入れられるものならSwitchをこの手でつかみ取りたいです。
(前述と矛盾していますが、これもまた私らしいですw)

KANSAS / Leftoverture 【プログレ古今東西2】

Kansas好きなんですよ、昔から。

それこそプログレ聴き始めた頃から聴いてます。

中でも名盤とうたわれている「Leftoverture」(永遠の序曲)は、

今でもたまに聞きたくなるだけの魅力を備えてます。

 

LEFTOVERTURE

LEFTOVERTURE

 

 

大半の方はアルバム最後に収録されている

「Magnum Opus(超大作)」が印象に残ってるんでしょうね。

なにせ8分を超える曲ですから。

まあでもプログレという観点で言うと8分なんてまだ短い方だと思います(笑)

 

アルバム最初に収録されている「Carry On Wayward Son(伝承)」は、

確か映画で使われたんですよね。とてもいい曲です。

アルバム中盤の「Miracles Out of Nowhere(奇跡)」も大好きなんですけどね。

プログレってこういうもんだよな、という間奏を堪能することが出来ます。

ケルトっぽくも聞こえますし、でもやっぱりプログレなんですよね。

 

今聞いても全く聞きべりしない、とても稀有なアルバムです。