音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ライブへ行けなくなった日

寄る年波には勝てない、と昔から言われています。

要約すると「年取ると大変」っていうことです(笑)

 

昨年あたりまではライブ通ってました。

ライブハウスといわれるところにも2ヵ月に一度のペースで。

ただ、最近腰が少し悲鳴を上げ始めてきまして、

立ったままで数時間というのが出来なくなってきたんですよ。

デブがひざを悪くした、なんてこともよく聞きますけど、

肥満というほどでもない私もその恩恵を受けるときがやってきてしまったようです。

 

なので、今年に入ってからスタンディングで鑑賞するライブには、

実は全く参加していない状況となっております。

 

ヘヴィメタルやロックなどのフェス、

あるいはサブカル関連でライブハウスで行われる催しなどは、

行けるときには参加していたんですが、それも身体の不調もあってできなくなり、

それと相まって、

今までは趣味程度に行っていたお仕事が、

昨年末以降あたりから徐々に忙しくなってきてしまったこともあり、

自由時間が大幅に削減される結果となり、

行きたかった公演などにも参加しにくくなってしまったんです。

 

「時間なんてどうとでも作れるでしょ」という声もあります。

時間が無いというのは言い訳に過ぎないこともわかっています。

ただ、今年は物理的に大変な年となってしまいました・・・

まあそのあたりのお話はこのブログで書き散らしてますけど(笑)

隙間時間に「ハコボーイハコガール」(Nintendo Switch)やってるくらいです。

特に、忙しいアピールをしているつもりもないんですけどね。

 

まあでも、個人的なライブに対する思いというものがあって、

その思いが枷となって意欲が著しく減退しているというのもあります。

前にも書いたんですけど、

出来上がっちゃっている空気感、というのがホント苦手になりました。

前に友人に誘ってもらったライブでもそれは感じたんですが、

アーティストの方が初見さんにも優しい対応をしていただいたおかげで、

とても楽しく過ごせた記憶もあるにはあります。

あと、スタレビさんのライブにも誘っていただき、

MCの根本さんがスタンディングやシッティングのタイミングを、

逐一教えてくれるという神対応で、そのライブも楽しく過ごせました。

(まあそれでも、空気感はある程度出来上がっていましたけど・・・)

 

 

以前、ライブの出演者のお一人からメールを頂いたことがあるんです。

その方も「特定コミュニティの形成」について私に意見をくださいました。

 

その中で書いていたのが「アーティストの宗教化」という言葉でした。

 

どうしたって宗教化は起こります。

そうしたファンの一部が新規や中途のファンを排斥したり侮蔑したり、

といったことが起こっていることも事実です。

そうした一部の人たちの言動で、新規が入りにくい雰囲気となってしまう、

というのも脈々と続いている伝統みたいなものです。

前述のような初見の人にも優しいアーティストがいるのも事実ですが、

そんなアーティストにも信者と化したファンがいらっしゃいます。

 

ライブの出演者のお一人のメールには、

そうしたファンのいることを嬉しく思う反面、

一部の人たちによる不特定ファンへの迷惑行為があることについて、

切々と思いを語っていらっしゃいました。

そうした行為が実際起こっていて、

その一部始終をアーティスト本人が知るところとなることを想像すると、

どうにもやりきれない思い、というものがこみ上げてきます。

 

こうした人がほんの一握りであることはわかっていますが、

そういうことを主催側から聞いてしまうと、余計に腰が重くなってしまいます。

実際、腰に物理的ダメージを抱えてはいるわけですけど・・・

 

いろいろな思いはありますが、

仕事が一段落したらまたライブ行くと思います(笑)