音楽つれづれ日記

ありとあらゆる音楽が好きな人。特にジャズが好き。たまにキツい毒をはいたりしますが根はいい奴です。

Incidental Music Vol.43

ミュージカル「コーラスライン」を私が見たのは、

ブロードウェイでのリバイバル公演だったと記憶しています。

すでにそのころにはアメリカ留学も終えて日本で生活していた頃です。

 

その前に映画版「コーラスライン」が85年に公開されているので、

そこで楽曲を知った人も多いんじゃないでしょうか。

私は未だに映画版は観てないんですけど(笑)

 


A Chorus Line (2006 Broadway Revival Cast) - 13. One (Reprise)/Finale

 

コーラスラインといえばこの曲ですよね。

日本でもCMなどで使われた名曲「ONE」です。

 

コーラスラインの作曲を手掛けたのはマーヴィン・ハムリッシュ

舞台や映画音楽などでその名を知られている音楽家の一人です。

私自身は映画でその名を知っていて、

コーラスラインの音楽を手掛けたというのはだいぶ後になってから知りました。

 

ちなみにですけど、

このコーラスラインでは、ダイアナの歌うソロ曲「Nothing」がすごく好きでして。

当時はヘビロテしてずっと聞いてました。

 


A Chorus Line (2006 Broadway Revival Cast) - 6. Montage Part 2: Nothing

 

なんでも今年の夏にブロードウェイキャストが来日して、

公演を行ったみたいですね。見に行きたかった・・・

JUTTA HIPP / JUTTA HIPP WITH ZOOT SIMS【ジャズのススメ 89】

ユタ・ヒップという女性ジャズピアニストを知ったのは、

実はこのアルバムからです。

このアルバムを最後に彼女は引退してしまうんですけど、

そんな最後のメモリアルアルバム、とても良い仕上がりです。

JUTTA HIPP WITH ZOOT SIMS

JUTTA HIPP WITH ZOOT SIMS

 

 T.Saxのズート・シムズとのコラボアルバムですが、

サクソフォンが主役な気がしなくもありません(笑)

 

名曲として知られる「Violets for your furs(コートにすみれを)」は、

このアルバム随一の傑作になっています。

この曲だけのためにアルバムを買う人もいるくらいだそうですし。

 


Jutta HIPP "Violets for your furs" (1956)

 

この甘く切なく、優しいバラードが私も大好きなんですけど、

「Down Home」のにぎやかな音色も魅力的です。

抑えたピアノにT.Saxとtrumpetが映えています。

 


Jutta HIPP "Down home" (1956)

 

新世界

新世界、と聞くと、

あたりを想像する方も多いかと思います。

 

先日「お口の恋人」というコピーで良く知られるLOTTE(ロッテ)公式で、

スペシャルアニメーションなるものが公開されました。

 


ロッテ×BUMP OF CHICKEN ベイビーアイラブユーだぜ フルバージョン

 

アニメ製作スタッフのことはほとんどわからなかったんですが、

主題歌として使われているのが、

BUMP OF CHICKENの「新世界」という曲なのです。

 

バンプのことは好きで、ライブにも何度か行ったこともあるくらいです。

(全部はさすがに行ってませんけど・・・)

今回のこの書下ろしもまた良い歌詞、良いメロディです。

 

明日がまた訪れるのは 君と生きるためなんだよ

 

という歌詞に、私はグッと来てしまいました。

 

スペシャルアニメも良い出来ですし、曲もとても素晴らしいので、

しばらくはこの動画、リピート再生してしまいそうです。

現代音楽を聞く その48

ギリシャの現代音楽作曲家、ニコス・スカルコッタス。

 

そのご多分に漏れず、やはり学生時代に現代音楽へ傾倒していた頃に、

聞いていた作曲家の一人です。

大編成よりも室内楽に偏愛傾向のあった当時の私は、

当時レコードで彼の室内楽曲集を手に入れて聞いていたんですが、

彼の「コントラバス協奏曲」に出会ってある種の衝撃を受けました。

 


N. Skalkottas-Concert for Contrabass and Orchestra, Tasos Kazaglis, Greek Radio Symphony Orchestra

 

シェーンベルクの弟子のひとりであった彼は、

ギリシャにおける12音技法の先駆者としてその名を知られています。

まあ、こういう曲ばかりではなく、民俗的楽曲もいくつか書いてはいますけど。

 


Skalkottas 5 Greek Dances - Archi dell'Orchestra Filarmonica di Torino

音楽に対して真摯でいよう、と常に思っています。

それは、

「周りの状況に左右されず、先入観を排して向き合う」

ということです。

そこに私情を挟んでしまうことで軸がぶれてしまって、

その曲そのものに内包されているものに気づけないような気がするんです。

 

私の音楽の師匠ともいうべき人から、

「たくさん聞け。吸収しようとかそんなゴタクはいいからとにかく聞け」

と口を酸っぱくして言われていました。

それは今でもずっと続いている習慣のようなもので、

気が付けば、あらゆるものを聞くことが常態化しているという感じです。

 

 

そんな理屈とは全く関係ないですが(笑)

 

 

先月ミニアルバムをリリースしたユアネスです。

注目していたわけじゃないんですが、

たまたまSNSなどでまわってきた動画を見て気になったバンドです。

 


ユアネス「凩」Official Music Video

 

インディーズのアルバムランキングでも上位にいるようで、

認知度は少しずつ上がってきたような印象です。

このオフィシャルMV「凩(こがらし)」も、

10万再生を超えているというのは、それだけファンも多いんでしょうね。

 

気にはなるんですけど、なんでしょう、

スッと入ってこない音楽なんですよね。

心に爪を立てられるほどの個性があるわけでもなく、

かといって、下手な要素があるわけでもない。

無難にまとまっているなぁというのが今の私の正直な感想です。

 

じゃ、なんで紹介したのかというと、

こういうバンドって伸びしろが大きいと思うんですよ。

ハマるとすごそう、とでも言えばいいんでしょうか。

 

要するに「ちょっと気になるバンド」ってことです。

Incidental Music Vol.42

特捜班CI-5という海外ドラマが日本で放送されてたんだそうです。

 

私の知人で昔の海外ドラマに精通している奴がいるんですけど、

そいつからおすすめの海外ドラマをいろいろとレクチャーされて、

その中でも彼が推薦してきたのがこの「特捜班CI-5」だったんですね。

 


CI5 The Professionals Background Music

 

70年代後半から80年代初頭頃に放送していたこともあって、

当時テレビドラマ界で流行のファンク調のメロディが特徴的です。

 

作曲したのは、ローリー・ジョンソン。

私のような映画好きからすると、

スタンリー・キューブリックの「博士の異常な愛情」の音楽を手掛けた、

というところから彼の音楽に入った世代です。

映画はもちろんリアルタイムでは見てないですけど(笑)

 

ドラマは前述の知人に勧められてちょっとだけ見たことがありますけど、

結局まだ全部見切れていないという・・・

私はこういうドラマ、苦手なのかもしれないですね。

Charlie Haden / Nocturne【ジャズのススメ 88】

 

NOCTURNE

NOCTURNE

 

 最初に聞いたときの印象はあまりかんばしいものではありませんでした。

ムード歌謡にも似た雰囲気を感じさせる部分もあったりして、

ジャズとしてはどうなんだろう、という気持ちもありました。

このアルバムも賛否織り交ぜた感想が行きかっている印象です。

 

けど、最近になってこのアルバムの本当の良さがわかってきた気がします。

 


Charlie Haden - El Ciego (The Blind)

 

ジャズベースでその名を知られるチャーリー・ヘイデンですけど、

このアルバムでは、

キューバも実力派ピアニストであるゴンサロ・ルカルカバと組んで、

なんとも妖艶な音色を響かせてくれています。

バラード調のものが多いので、ナイトドライブにもピッタリ(笑)

 

「El Ciego(The Blind)」は、

メキシコのアルマンド・マンサネロの有名な曲ですけど、

それをヴァイオリンの物悲しい音色が奏でるとまた違った雰囲気を醸し出します。

 

まったりと楽しむには最適な一枚かと。