音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

RIORU✕amamori 「月の裏側」 第2回:B面 に行ってきた

このブログでも以前に書いたと思うんですが、
トランペット奏者でありアレンジャーでもあるRIORUさんとは、
秋葉原のライブハウスで偶然知り合ったんです。
それがキッカケで彼女とは仲良くさせていただいてます。
いつも仲良くしてくれてありがとうございます。

(普段はもうちょっと砕けた感じで彼女と話すんですけど、ブログでは敬称つけておきますw)


RIORUさんとヴァイオリン奏者の女性が、
FRICKと題してクラシックやサブカル系の音楽を演奏するライブを主催されてて、
奇しくもそのライブで私が恥を晒してしまったのはいい思い出です(笑)
(詳しくは以前に書いたブログをご覧いただけると幸いです→こちら)

そんなRIORUさんから直接連絡があって、
「今度こういうライブをするので見に来てね」というメッセージを頂いたので、
時間を調整して行くことになったわけでございます。



『月の裏側』
第2回:B面
RIORU×amamori
~トランペットの日~
2016年4月21日(木)
大塚All in Fun
18:30開場 19:30開演

(セットリスト)
前半 (amamoriさんによるピアノおよびギター弾き語り)


これは恋?
こんなはずじゃなかった
home sweet home
カピスコ
更地(ギター弾き語り)
君がいない(ギター弾き語り)
あたりまえの日々
パセリが枯れた!

intermission

後半 (RIORUさんとamamoriさんによるデュオと半強制のアンコールw)

宇宙戦艦ヤマト
星間飛行 (マクロスF
ダイアモンド・クレバス (マクロスF
VOICES (マクロスプラス
ETERNAL WIND (ガンダムF91


Encore

異国へ
ツィルクス



amamoriさんファンの方には大変申し訳無いんですが、
このライブに来るまでお名前を存じ上げていませんでした。

ライブやコンサートに行くときはなるべく新鮮な気持ちで聞きたいと思う人なので、
出来るだけ予習などをせずに行くことにしています。
今回もamamoriさんの音楽がどういうものか全くわからないまま、会場へ向かうことになりました。

場所は大塚駅の商店街の中にあるAll In Funというお店です。



大塚駅に到着したのが19時前のことでした。
すでに本降りに近い雨が降っていて、
駅から近いとはいえさすがに傘無しではきつかったので折りたたみ傘を使うことに。

歩いて数分で目的地に到着。
入り口の引き戸を開けると、たてに細長いスペース。
入り口の右側はまっすぐ壁が続いていて、入って左にでーんとピアノが。
どうやら入り口脇のスペースが演奏ステージとなっているようです。
そのステージを見るような形で配置されている、
整然とは言いがたいテーブルと椅子の配置(笑)
すでにamamoriさんのファンであろう人たちが最前列を陣取っていました。
私は真ん中の席に着席。
その後、スタッフの人がなかなか来なかったんですけど、
しばらくしてからミュージックチャージを支払って、
お酒が全く飲めない私はジンジャーエール(辛口)をチョイス。
ちなみにその後、このお店イチオシのチーズリゾットを頂きました。とっても美味でした!

テーブルにはキャンドルが、そして間接照明を活かした店内の明かりが少し暗くなり、
前半のプログラムが始まります。
amamoriさんによるピアノ弾き語りの幕が上がりました。

いきなりはじまった「某(それがし)」という曲。
語りかけるように、というより完全に語りだったんですけど、
そこからまくし立てるように始まったこの曲は衝撃的でした。
なるほど、こういう音楽をやる人なのかとこの時にはそう思ってたんです。
その後に静かな曲やおどろおどろしい感じといったものが、
私がよくきいているプログレっぽいかも、とか、
語るように歌う感じが矢野顕子さんを彷彿とさせたり、
早口でまくし立てるように歌う感じは川本真琴さんを想起させたり。

こんなこと書くとamamoriさんのファンの人に怒られそうで怖いんですけど。

前半のプログラムで印象に残ったのは「カピスコ」という曲。
オドロオドロしいかと思いきや、最後はメジャーコードで終わるという、
別の意味で不気味で不思議な曲でした。
早口で歌っていて歌詞がほぼ聞き取れなかったんですけど、
これが狙いでやっているんだとしたら、なかなかの強者ではないでしょうか。
「パセリが枯れた!」に至っては歌詞が擬音のように感じられました。
ピアノの技術はとても素晴らしかったですし、歌も音色も迫力があってとても心に刺さりました。
後半でRIORUさんとコラボしたらどういう音色になるのか、期待も膨らむというものです。

そういえば、前半のプログラムでamamoriさんがギターで弾き語りをされたんですけど、
どうやら人前でギター弾き語りをやるのが初めてだったみたいで、
とっても緊張されてたようでした。その時のMCがとても笑えて微笑ましくて。
歌っている時の表情からは想像できないくらいに可愛らしい人だな、と思いました。
ギター弾き語りで演奏されたのは2曲。
歌詞は相変わらず速聴術を要するものでしたが、歌詞が独特の世界観で、
聞いてて引きこまれてしまう音楽だったように思います。

どうにも抽象的な表現でしかamamoriさんの音楽を言い表すことが出来ないんですよね。
たぶん、ライブに足繁く通うとより彼女の素晴らしい音楽を感じることが出来るのでしょうか。
ってことは、また行かねばならぬ、ということか!!(笑)

よし、行こう。


終始和やか、というか、てんやわんやな感じでしたが、無事に前半が終了。
そして休憩が始まったと同時に仕事の電話をするために外へ。
少し小ぶりになった雨を感じながら電話を終えて戻ろうとすると、
そこにタバコを吸うために出てきたRIORU嬢と鉢合わせ。
外でしばらく話をしていました。
何の事はない話だったので内容は割愛しておきます(笑)


そして後半。
ぬるっと登場したお二人。
少し緊張している様子、かと思いきや、酒飲んでんじゃね~か(笑)
先行き不安な感じが否めない空気の中、演奏されたのは宇宙戦艦ヤマトです。

amamoriさんのファンの男性が割りと年齢層高めな人が多かったからなのか、
最初に演奏されたのはかなり古めのアニメのOPでした。
いや、私の勘ぐり過ぎかもしれませんけどね。

その後に演奏されたマクロスからの3曲、そして最後に演奏されたF91からの楽曲。
特に印象的だったのはマクロスプラスのVOICESですかねー。
もともと菅野よう子さんのサウンドが大好きだったこともあり、
マクロス曲は心のなかで歓喜しながら聴いていたんですけど、
VOICESはやっぱり奏者であるRIORUさんの思い入れが強いこともあってか、
その気持が客席にも伝わってくるように感じられました。
まるで、Vocalの新居昭乃さんがそこにいるかのように・・・っていうのは言いすぎですかね(笑)

そして、そのままアニソン曲をひとしきり演奏した後、またもぬるっとアンコールです。
奏者側の要望で3秒ほど拍手をした後に(笑)
こういうユルさがまた心地よかったんですけども。

アンコールは2曲。amamoriさんの楽曲からでした。
異国へ、もとても良かったんですが、最後のツィルクスがとても良かったです。
トランペットの合いの手、というよりもピアノとのハーモニーが絶妙でしたね。
最後にふさわしい賑々しい曲でした。

そしてあっという間に二時間が経過。無事ライブ終演となりました。




こちらのおみやげをお二人に手渡しさせていただきました。
左がRIORUさん、右の柴犬Verはamamoriさん。
中身はキャンディです。
仕事場でもある空港で慌てて買ったものですが気に入っていただけたようで嬉しかったです。

感想らしい感想も書いてないグダグダなブログになりましたが、
昨日の雰囲気が少しでも伝わっていれば嬉しいです。

amamoriさん、RIORUさん、そして大塚All In Funのスタッフの皆様、
昨日は本当にありがとうございました。楽しい時を過ごせました。
きっとまた伺わせていただきます。