どちらかというと時代遅れなお笑いが好きです。
※以下、敬称略となります。
その昔、フジテレビで元日に放送していた「新春かくし芸大会」。
これに毎年銅像の役で出演していたハナ肇とか最高に面白いって思います。
銅像役ということで動かないことをいいことに、
水をかけたりひっぱたいたりしてるのを我慢しているハナ肇の表情が最高に好きでした。
土曜日の夜8時にお茶の間を賑わしていたドリフやひょうきん族といったお笑いです。
お笑いビッグ3と言われていた頃のタモリ、たけし、さんまの三人とか、
世代なのかなんなのか分かりませんけど、ものすごくハマって見ていた記憶があります。
カトちゃんケンちゃんごきげんテレビもかなり見てましたね。
関西に住んできた頃にやっていた関西ローカルのバラエティ番組「モーレツしごき教室」。
横山やすし・西川きよし両人が司会をして、
各界の有名人の技を素人同然の芸人が挑戦するという番組でした。
舞台でぶっつけでやっているのを録画放送していたと思うのですが、
若き日のさんま、紳助、巨人阪神も登場して、毎週かかさず見てた記憶もあります。
そういった「ベタな笑い」が大好きだった私が、
トークバラエティ番組を一つだけあげろ、といったら必ず出す番組があります。
未だ第一線で活躍されている笑福亭鶴瓶。
そして、2000年に芸能界を引退した上岡龍太郎。
この2人が事前の打ち合わせなど全くすること無く、
スタジオでばったり会ってトークを繰り広げるという番組です。
火曜の遅い時間帯にやってたこともありましたが、
ちょうどVHSビデオが家庭に普及し始めたこともあり、私も録画でちょくちょく見ていました。
(時にはリアルタイムで見たことも数限りなくありますw)
たぶん実家にはまだVHSビデオが残っているかもしれません。
この動画は私が好きなエピソードの一つ「天井から来た宮本」です。
パペポは、2人がなんにも打ち合わせをしていないこともあり、
トークの主題がいろいろな方向へ転がっていきます。
この時も修学旅行の話からこの名作が生まれました。
リアルタイムでも見た記憶があるのですが、ゲラゲラ笑ってました。
こういったスタイルは今でもちょくちょく見ることがあります。
が、パペポを超えるトーク番組は、私の中では未だにありません。
今主流のスタイリッシュな笑いが嫌いというわけじゃないんですけどね。
最近のコントも腹抱えて笑ってることもありますし。
ただ、パペポのような笑いが今の時代では合わないということも何となく感じてます。
こうした相手との駆け引きとか考えぬかれた間といったものが、
いつの頃からか無くなってきたような気がします。
そう考えると、良い時代に生まれたんだな、と親に感謝したくなります(笑)
と、昨日ちょっと落ち込む出来事があったのでこうした笑いを求めてしまって、
ふと見つけた動画からこのブログを書いています。
腹を抱えて笑うことって本当に気持ちいいんですね。
しばらくパペポを見続ける生活が続きそうです(笑)