音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その105

ちまたでは男性の身長問題でもちきりのようでございます。

おひさしぶりです、ヒロユキでございます。

 

上で書いた今話題の案件、個人的な感想をいうと、

悪いことをしたから罰を受けるのは当たり前だ、

だから袋叩きにされてもしかたない、とでもいうかのように、

悪口雑言を浴びせられているってのは見てて気持ちいいもんじゃないですよね。

悪いことをしたら再起不能になるくらいまで痛めつけるってのは、

ある種「いじめっ子の論調」な気もするんですけど、どうなんでしょうね。

まあ、言ってる人たちはそんな真剣な気持ちじゃないでしょうけど。

 

おっと、お話がそれました。

 

佐村河内守、という名前を聞くと私などは「鬼武者」を思い出します。

そして実はゴーストライターを使って曲が作られていたこともわかり、

彼の作品はちまたで封印されてしまう結果となってしまいました。

 

私自身、彼の曲を生で聞いた人間なので言わせていただきますが、

彼の名義で披露された曲はどの曲も素晴らしい楽曲だったように思います。

日本人というのはレッテルを貼るのが得意な人種であり、

同調圧力というものを至上のものとしている気風が感じられる人種でもあるので、

曲自体のクオリティなどよりも、人物像に重きを置きがちにあるという傾向が強いわけです。

 

まあでも、「うまいもんはうまい!」ではないですけど、

「良いものは良い」っていう感覚で音楽を聞くのが当たり前な気もするんですよね。

 

交響曲第1番「HIROSHIMA/現代典礼」《全曲映像版》(佐村河内守/新垣隆) - YouTube

 

今あらためてこの交響曲1番を聞いてみると、やはり良いんですよね。

佐村河内さん、じゃない、新垣隆さんの思いみたいなものは溢れている気がします。

きっと遠からぬ未来に再評価されることになるんだろうと思いつつ、

この曲を聞いて、ささくれだった心を少し癒そうと思います。