エストニアの音楽をここ最近聞く機会が増えてきました。
エストニア出身であることから、
母国の優れた作品を演奏する回数が増えてきているというのもありますが、
元々優れた音楽家を輩出するお国柄でもあります。
アルヴォ・ペルトという作曲家の作品は、
以前から優れたものも多く、演奏される機会も多かったんですが、
それほど世に知られている、というわけでもなかったようです。
(界隈では絶大な知名度を誇っているようですけどね)
最初に彼の作品を聞いたのは学生時代でした。
「アリーナのために」と題されたそのピアノ曲は、
そのかすかな音色から紡がれる美しい響きに魅了されます。
聖歌のような荘厳さもあるような気もします。