音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Wilbur Harden / JAZZ WAY OUT【ジャズのススメ 135】

ジャズ・トランぺッターを一人挙げなさい、

と言われたら、たぶん私は相当迷うだろうな、と思います。

有名どころでいうと、マイルス・デイヴィスルイ・アームストロング

あるいはリー・モーガンあたりを選ぶ人もいるでしょう。

 

私はひねくれものなので、有名どころは挙げないと思いますけど(笑)

 

で、今回はウィルバー・ハーデンにしてみました。

 

ジャズ・ウェイ・アウト

ジャズ・ウェイ・アウト

 

 

早逝のトランペット奏者で、あまり知らない人も多いと思います。

このアルバムも当時のそうそうたるメンバーが参加しています。

 

ジョン・コルトレーン

トミー・フラナガン

カーティス・フラー

アート・テイラー

 

当時の一流どころが集結した、ような印象もありますが、

私が最初このアルバムを聞いたとき、少し凡庸に聞こえたものでした。

理由は今もわかりません。

今、ふっと聞いてみると味があって良いなと思うんです。

彼の「新しい音色を作ろう」という意欲が垣間見えて、

今の自分と重なっているように感じるからかもしれません。