音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Incidental Music Vol.99

定期的に「何もやる気がしない病」というのが襲ってきます。

アクティブなインドア派を自認している私ですが、

お休みの日とかできるだけ外へ出かけるようにしています。

今回のゴールデンウィークは、うまくすれば10連休になるということみたいですが、

私は、公的には5連休をもらってます。

その間にも打ち合わせやら何やらがあって、

結局は家でこもることも殆どないというのが実情です。

 

そもそも家でじっとしてられない性格なんですけど(笑)

 

で、まあ、相変わらず前置きが長いんですけど、

「散歩のときに何を聞くか問題」というのがあります。

基本的には私はiPhoneに入っている曲がランダム再生されることが多いんですが、

たまに「こういうのを聞きたくなるのよね」ということもあります。

 

 

テリー・ギリアム監督の「フィッシャー・キング」です。

私の兄が大好きな映画なんですけど、

私は当時はそれほど面白みがわからなかった口なんですよ。

で、公開からしばらく経って改めて見てみると、

なんとも不思議な映画だなという感想を持ちました。

 

再生の物語、というと聞こえは良いかもしれませんけど、

その不可思議さを醸し出しているのが、この映画の音楽なのかもしれません。

 

音楽を担当したのはジョージ・フェントン

メンフィス・ベル」とか「アンナと王様」あたりが有名でしょうか。

個人的には「ユー・ガット・メール」とか「恋はデジャヴ」あたりが好きですが。

もちろん彼の音楽もとても素晴らしいんですけど、

挿入曲として、ジョン・コルトレーンブレンダ・リーの曲が使われてます。

サントラにももちろん入っているわけですけど、

ちぐはぐなようで、ちゃんとまとまったサントラだな、という印象でした。

今あらためて聞いてますけど、やっぱり良いんですよね。

 

散歩するにはうってつけ、かどうかはわかりませんけど(笑)