定期的に「何もやる気がしない病」というのが襲ってきます。
アクティブなインドア派を自認している私ですが、
お休みの日とかできるだけ外へ出かけるようにしています。
今回のゴールデンウィークは、うまくすれば10連休になるということみたいですが、
私は、公的には5連休をもらってます。
その間にも打ち合わせやら何やらがあって、
結局は家でこもることも殆どないというのが実情です。
そもそも家でじっとしてられない性格なんですけど(笑)
で、まあ、相変わらず前置きが長いんですけど、
「散歩のときに何を聞くか問題」というのがあります。
基本的には私はiPhoneに入っている曲がランダム再生されることが多いんですが、
たまに「こういうのを聞きたくなるのよね」ということもあります。
テリー・ギリアム監督の「フィッシャー・キング」です。
私の兄が大好きな映画なんですけど、
私は当時はそれほど面白みがわからなかった口なんですよ。
で、公開からしばらく経って改めて見てみると、
なんとも不思議な映画だなという感想を持ちました。
再生の物語、というと聞こえは良いかもしれませんけど、
その不可思議さを醸し出しているのが、この映画の音楽なのかもしれません。
音楽を担当したのはジョージ・フェントン。
「メンフィス・ベル」とか「アンナと王様」あたりが有名でしょうか。
個人的には「ユー・ガット・メール」とか「恋はデジャヴ」あたりが好きですが。
もちろん彼の音楽もとても素晴らしいんですけど、
挿入曲として、ジョン・コルトレーンやブレンダ・リーの曲が使われてます。
サントラにももちろん入っているわけですけど、
ちぐはぐなようで、ちゃんとまとまったサントラだな、という印象でした。
今あらためて聞いてますけど、やっぱり良いんですよね。
散歩するにはうってつけ、かどうかはわかりませんけど(笑)