亡くなって久しいですけど、
デイヴ・ブルーベックの生誕100年を記念して、
昨年発売されたのがこの「TIME OUTTAKES」です。
彼のピアノはもちろん好きですし、
名盤とも言われている「TIME OUT」も擦り切れるくらい聞いてます。
大好きなピアニストの一人でもあるわけですけど、
実はこのアルバムは手に取るのをためらってしまったんですよね。
こういう企画ものアルバムってあまり当たりではない印象もあるんです。
あくまでも私の偏見による理由なんですけど(笑)
ただまあ、ジャズファンならずとも知っている名曲「Take Five」の、
初期テイクが収録されているというのはかなり魅力的。
結局買っちゃいました。
「Take Five」といえば5拍子の名曲としてよく知られてますよね。
作曲したのはポール・デズモンド。
彼もまた名サクソフォンプレイヤーでもありました。
色んな人がこの曲をカバーしているわけですけど、
このアルバムのアプローチはかなり独特で面白いです。
私はこういうのも大好きなんです(笑)
ジョー・モレロのドラムスがほんとに良いです。
彼の奏でるリズムがきっとこの初期テイクの特徴のひとつなんでしょうけど、
聞いてて心地よくなりました。