ジャズトランペッターのジョー・ワイルダー。
彼のアルバムはあまり聞いてませんでした。
そもそもリーダー作としてのアルバムがほとんどないんですよね。
いろんな録音には参加しているようなんですが、
個性があるかというと「うーん」となりますし・・・
でも、いぶし銀とでもいいますか、結構癖になる音色を奏でる人なんですよ。
彼自身がクラシック音楽あがり、ということもあるのかわかりませんが、
他のジャズトランペッターのような感じとはちょっと違うんですよ。
何がどう違うのか、というのは、トランペットを演奏できない私が、
ぐだぐだと説明するのもはばかられますので遠慮しときますが、
濁りのないクリアな音色は彼の特徴でもあるかな、と思います。
彼のトランペットももちろん素晴らしいんですけど、
ピアノを担当しているハンク・ジョーンズがとても良いです。
他のメンバーももちろん素晴らしいわけですけど、
このアルバムの個性は二人によるところが大きいような気がします。
久々に聞くと、やはり良いアルバムですね。