音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

のだめカンタービレを久々に見た話

月曜21時といえば、今フジテレビ系列で放送されているのは、

「監察医朝顔」です。

といっても見てないんですけど(笑)

上野樹里さん主演の医療ドラマということらしいんですけど、

全く見ていないので感想もへったくれもありません、すいません。

 

民放ドラマで自発的にみたものって、本当に少ないんです。

そんな数少ないものの一つが、

前述の上野樹里さんと玉木宏さんが主演された「のだめカンタービレ」でした。

今から15年前に初回放送された、音楽ドラマですね。

以前は再放送もされていたんですが、

そのドラマの出演者の中に、いろいろと曰くのあるひとが出ていたみたいで、

近年は地上波では再放送されていなかったんですけど、

今日、たまたまCS放送で「ヨーロッパ編」のドラマが再放送されていたので思わず見てしまいました。

 

クラオタ(クラシックが好きすぎる変態の方々)からは、

いろいろと突っ込みどころのあるドラマ(あるいは漫画)だったみたいですが、

ライトファンを取り込むことに成功した稀有なものだと思ってます。

 

知らない人のためにのだめカンタービレの説明をしようと思いましたが、

検索したらいろいろと分かると思いますので割愛します。

 

このドラマ、ちゃんと音楽を聞かせてくれてるんですよね。

もちろんドラマなので限られた時間もあり、曲がダイジェストになってしまうのはいたしかたないのかもしれませんけど、

それでも通常よりもかなり長い時間を演奏に費やしています。

今日見たヨーロッパ編では上野さん演じる「のだめ」こと野田恵が、

初めてのピアノリサイタルをやるということで、

モーツァルトの「きらきら星変奏曲」「ピアノソナタニ長調K.576」

そして、ラヴェル「鏡」から「道化師の朝」が演奏されました。

出演者の声を借りて、ちゃんと曲の解説をしてくれるので、

クラシックをそれほど知らない方でも見やすい仕組みになってる、

とは私自身はあまり思ってないんですけど(笑)、

あまりクラシック音楽を聞かない人からするとありがたい解説なのだそうです。

 

上野樹里さんというと、大河ドラマの「江」がパッと頭に浮かぶんですけど、

こののだめ役もかなりのはまり役だったと思います。

あの強烈なキャラのイメージが15年経った今も、

沢山の人の中に残っているっていうのはすごいことだなと思います。

メイキングとかそういうのを一切見ていないので、

役作りとかどうされたのかとか、全くわかりませんけど、

笑えるところはちゃんと笑えましたし、感動するところは感動しました。

 

アニメと比べてどうなのよ、っていう人もいるんですが、

それはそれ、これはこれ、です。

同じ題材なので比較されるのはいたしかたないとしても、

「どうしてもこうも比べたがる」んでしょうね、日本人は・・・

 

ちょっと嫌な話をし始めそうだったので、戻します。

 

今、このドラマをまた見ようと思うと、

販売されているDVDなどを買ったり、

フジテレビのオンデマンドサービスを使えば全部見られるみたいですけど、

そこまでして見てほしいドラマかというと、見てほしいです。

あのテンションに合わない人もいるかと思いますが、

映画「翔んで埼玉」や「テルマエ・ロマエ」のノリが好きな人なら、きっと楽しめると思います。

まあ、全部監督が同じ人なんですけど。。。

 

という、グダグダな休日を過ごしたオジサンの感想ブログでした。