4連休だった人も、そうじゃなかった人も、
この4日間はいかがお過ごしだったでしょうか。
私のこの4日間ですが、
前半の二日間は帰省で費やされ、
後半の二日間は、主に疲れをいやすことに費やされました。
やはり今のご時世であったり、慣れない職場環境だったりで、
なかなか心休まることがない状況なので、
音楽についても、なるだけ癒しを求める方向で聞く感じになってます。
とはいえ、バリバリのロックチューンも聞いてはいますけど(笑)
(「バリバリ」が死語かどうかは読者の皆様に委ねます)
吹奏楽で癒しというと、
オーケストラ作品の吹奏楽編曲バージョンが多い気もするんですが、
吹奏楽オリジナルでも結構たくさんそうした音楽は存在します。
もちろん、音楽の「癒し」というのは人それぞれです。
アイドルグループの、さして上手くない歌唱でも癒される人はいますし、
前述したロックチューンで癒される人も多くいらっしゃいます。
ただ、企画もののCDなどでよく出てくる、音楽での「癒し」というと、
マスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲であったり、
大バッハの管弦楽組曲第3番のエール(アリア)であったりします。
穏やかで心地よく、聞き続けると眠気をもよおす、そんな音楽ですね。
この、吹奏楽曲のおすすめを紹介するブログですが、
かなりの割合で外国人作曲家の作品を紹介しているような気もするんで、
今回は日本の作曲家にします。
(しばし考え中・・・)
ぱっとメロディが出てきたのは、
天野正道さんの「Amabile(アマービレ)」ですかね。
かなり最近の作品ではありますけども。
天野正道さんといえば、
私はどうしても劇伴のほうに思いが行ってしまいます。
実はアニメの音楽も多く手掛けられているんですよね。
もちろん、純音楽(オーケストラ)や吹奏楽の分野でもたくさんの作品を書いてらっしゃいますし、吹奏楽編曲にも長けてらっしゃいます。
そんな、吹奏楽に造詣の深い天野さんの作品ですが、
「癒し」という意味で1曲挙げるとすると、最初に浮かんだのは「アマービレ」でした。
他にもたくさん氏の楽曲はあるんですけどね。
とにかくメロディが美しいです。
どちらかというと劇伴のイメージで勇壮な印象が強い感じなんですけど、
こうしたバラード調の楽曲もすごいんだなぁと印象を新たにした作品の一つです。