音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Hang in there!

誰かを応援するときに使われてしまっている英語で、

「Hang in there!」というフレーズがあります。

意味合いとしてはGood Luck!と似てる気もしますが、

ニュアンス的にはだいぶ違うんですよね。

 

よくサブスクで音楽を聞きまくっているんですけど、

その時に流れてきたのが、

今をときめくアイドルグループ「乃木坂46」のシングル「Route 246」です。

 

Route 246

Route 246

  • 発売日: 2020/07/24
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

この曲、小室哲哉さんの作編曲なんですね。

聴いてて少し懐かしいような印象を受けたんですけど、

なるほど、納得です。

 

小室哲哉さんといえば、TM Networkで有名ですし、

彼が作る音楽、TKサウンドといえば90年代を席巻した、売れに売れた音楽です。

globeやTRFなどヒットチャートをにぎわせたことは私の記憶にも新しいです。

 

で、この「Route 246」に登場しまくる歌詞が、

タイトルにも書いている「Hang in there!」なわけです。

いや、正確には「wow wow wow wow」が一番多いんですけど(笑)

 

曲のレビューを見ると賛否両論わかれているみたいですね。

こういう曲を懐かしいと思う人もいれば、

断固拒絶という人もいるのは、どの音楽でも起こりえるものです。

私は特に感慨はなく淡々と聞いていました。

 

たとえが非常に分かりにくくて申し訳ないんですけど、

ファミコン時代のドラゴンクエストと、

Nintendo SwitchPlayStation4時代のドラゴンクエストと、

音楽を作っている人は同じ(なはず)なのに、

時代を経れば経るほど、耳になじまなくなってきたんですよ。

それは私の音楽的な感性が鈍ったのか、製作者側が鈍っているのか、

その判断は私にはできません。

実際のところ、私と同じ感想を持っている人も少なくありませんし、

真逆の感想を持っている人も当然いらっしゃいます。

 

今回の「Route 246」のTKサウンド風の楽曲にも、

私は同じような感想を持ちました。

無味乾燥なものと思う反面、懐かしい音色だなと思う気持ちもあります。

こういう相反する意見を同時に持ってしまうのが私の悪癖の一つです(笑)

 

世界的に苦境を強いられている状態の今、

逆境に耐えて頑張ろう!という意味合いで、

「Hang in there!」という言葉を使っているんでしょうか。

そのあたりは作詞をされた秋元康さんに直接聞いてみたいところです。

 

なんだか文章にとりとめが無くなってきました。

乃木坂46の曲自体はそれほどたくさん聞いているわけじゃないんですが、

この曲は、少し聞き続けてしまうかもしれません。

TKの術中にはまってしまっているのが悔しい限りです(笑)