およそ2年位前にこんなブログを書きました。
私の音楽成分の何割かは久石譲さんの音楽で占められています。
あとは、ジャズとクラシックと劇伴、その他なんですけど(笑)
前述の2年前のブログで紹介したのは、
「人体II 脳と心」というNHKスペシャルの音楽でした。
最近知ったんですけど、
どうやらこの「人体II」のサントラ、サブスクリプションで聞けるみたいなんですよ。
いい時代になりました。
ちなみに「人体III 遺伝子」のサントラも聞けます。
あと、映像もDVDとかで出てますので、よかったら買ってみてください。
で、今回の話題はサブスクになっていない、
「驚異の小宇宙・人体」のサウンドトラックです。
今では廃盤となってしまって、プレミアム価格となっているみたいですね。
確か放送は1989年ですから、
久石さんでいうと「魔女の宅急便」が公開された年ですね。
この年、金曜ロードショー(当時)で、
となりのトトロがテレビ放送されて(たぶんテレビ初放送だったはず)、
映画放送前に、映画評論家の水野晴郎さんがスタジオジブリを訪問して、
当時まだ40代後半だった宮崎駿監督にインタビューしているんですよね。
で、トトロ終了後に公開前の特報として「魔女の宅急便」の映像と音楽が公開されました。
もうね、当時その録画していたビデオを何百回と聞きました。
イメージアルバムに収録されている「風の丘」って曲がとてもよくて、
映画だと「海の見える街」として使われている曲なんですけど・・・
あ、興奮して本題入るの忘れてました(笑)
NHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体」は、
ナビゲーターとしてタモリさんを起用して放送された番組です。
その音楽を久石譲さんが担当されました。
めっきりピアノの腕もがた落ちしているんですが、
このサントラの1曲目である「THE INNERS ~遙かなる時間の彼方へ~」は、
何とかギリギリ弾けるくらいのレベルは維持できてます。
今でこそオーケストラサウンドが活躍の主となっていますが、
久石さんの音楽の出発は現代音楽、そしてミニマルミュージックであり、
当時すごい高価だったフェアライトというシンセサイザーを使って、
とても幻想的な音色を構築していました。
私もそれに影響を受けて、
高校時代にKORGというメーカーのシンセ(数十万円)を購入して、
日夜MIDIだったり打ち込みだったりをずっとやってましたね。
こういう経験があったから、編曲家としてのスキルが上がったのかもしれません。
久石さんのシンセサウンドのおかげですね。
今ではプレミアムすぎて手が出にくいと思いますが、
Youtubeでもサントラ音源聴けますし、
CDなら私が持っているので、よかったらレンタルします(笑)
というわけで、私の音楽の原点の一つのお話でした。