音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

The Universe Within

およそ2年位前にこんなブログを書きました。 

 

hw480401.hatenablog.com

 

私の音楽成分の何割かは久石譲さんの音楽で占められています。

あとは、ジャズとクラシックと劇伴、その他なんですけど(笑)

 

前述の2年前のブログで紹介したのは、

「人体II 脳と心」というNHKスペシャルの音楽でした。

最近知ったんですけど、

どうやらこの「人体II」のサントラ、サブスクリプションで聞けるみたいなんですよ。

いい時代になりました。

ちなみに「人体III 遺伝子」のサントラも聞けます。

あと、映像もDVDとかで出てますので、よかったら買ってみてください。

 

で、今回の話題はサブスクになっていない、

「驚異の小宇宙・人体」のサウンドトラックです。

 

 

今では廃盤となってしまって、プレミアム価格となっているみたいですね。

 

確か放送は1989年ですから、

久石さんでいうと「魔女の宅急便」が公開された年ですね。

この年、金曜ロードショー(当時)で、

となりのトトロがテレビ放送されて(たぶんテレビ初放送だったはず)、

映画放送前に、映画評論家の水野晴郎さんがスタジオジブリを訪問して、

当時まだ40代後半だった宮崎駿監督にインタビューしているんですよね。

で、トトロ終了後に公開前の特報として「魔女の宅急便」の映像と音楽が公開されました。

もうね、当時その録画していたビデオを何百回と聞きました。

イメージアルバムに収録されている「風の丘」って曲がとてもよくて、

映画だと「海の見える街」として使われている曲なんですけど・・・

 

 

あ、興奮して本題入るの忘れてました(笑)

 

 

NHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体」は、

ナビゲーターとしてタモリさんを起用して放送された番組です。

その音楽を久石譲さんが担当されました。

 

めっきりピアノの腕もがた落ちしているんですが、

このサントラの1曲目である「THE INNERS ~遙かなる時間の彼方へ~」は、

何とかギリギリ弾けるくらいのレベルは維持できてます。

 

今でこそオーケストラサウンドが活躍の主となっていますが、

久石さんの音楽の出発は現代音楽、そしてミニマルミュージックであり、

当時すごい高価だったフェアライトというシンセサイザーを使って、

とても幻想的な音色を構築していました。

 

私もそれに影響を受けて、

高校時代にKORGというメーカーのシンセ(数十万円)を購入して、

日夜MIDIだったり打ち込みだったりをずっとやってましたね。

こういう経験があったから、編曲家としてのスキルが上がったのかもしれません。

久石さんのシンセサウンドのおかげですね。

 

今ではプレミアムすぎて手が出にくいと思いますが、

Youtubeでもサントラ音源聴けますし、

CDなら私が持っているので、よかったらレンタルします(笑)

 

というわけで、私の音楽の原点の一つのお話でした。