音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ブラスぷらす Op.24

一か月に数回、無性に吹奏楽を聞きたくなる時があります。

 

私の場合、その欲求は唐突に訪れます。

それがハードロックである日もあり、クラシックである日もあり、

はたまたアニソンや劇伴であることもあります。

そういう唐突なる音楽欲求の比率として、

吹奏楽が占める割合はそれほど高くはないと思います。

ただ、「吹奏楽を聞きたい!」という思いの強さは、

他の音楽に引けを取るものではありません。

 

トッカータ、というと、バッハの「トッカータとフーガ」

あるいはプロコフィエフピアノ曲を想起される人も多いでしょう。

 

フランク・エリクソンの「バンドのためのトッカータ」も、

そうしたトッカータと銘打つ曲の中でもとりわけ有名です。

 

私が生まれるはるか前に作られた吹奏楽の名曲ですが、

日本で演奏されてるんですよね・・・私が知らないだけで(笑)

生で聞いたことないんですよね、実は。

 

トッカータというのは、鍵盤楽器の技巧的な即興曲的な意味合いがあります。

バッハのパイプオルガンでの音色を想像していただけるとわかりますが、

かなり早い旋律がえんえんと続くイメージがあります。

プロコフィエフトッカータなどもまさにそうです。

あれ、演奏してる人ほんとにすごいです(笑)

 

エリクソンのバンドのためのトッカータは、

どちらかというとマーチ調のメロディが特徴的な、

テンポの緩急こそあれ、それほど旋律の上下動は多くない印象を受けます。

じゃあ、トッカータってなんなんだよ、

と言われると私としても立つ瀬がありません・・・

 

いいんです。名曲ですから(投げやり)。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうでも良い余談ですけど、

フランク・エリクソンといえば、序曲「祝典」を挙げる人も多いです。

「バンドのためのトッカータ」と人気を二分するくらいの両曲ですが、

どっちも名曲なので、両方聞きましょう。