音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

エイプリル

昨日4月1日、無事に(?)誕生日を迎えました。

 

この日は「早生まれ」の最終日なのだそうです。

つまり、4/2~翌年4/1生まれまでの人はみんな同じ学年となるんですね。

なので、私は同学年で一番年下ということになります。

エイプリルフール生まれということでからかわれたことは一度や二度じゃないですし、

今でも誕生日を言うと一様に「エイプリルフール生まれ!?」と言われます。

めんどくさいので、ここ数年はリアクションすら取らなくなりましたけど(笑)

 

Twitterで誕生日ツイートをしたところ、

多くの人からお祝いのコメントを頂きました。ありがとうございます。

こういう世情なので、いろいろと鬱屈としたものもあるにはあるのですが、

とりあえず節目を無事に迎えることが出来てうれしく、ホッとしています。

 

春です。

春は桜の季節です。

そして4月は新しい年度の幕開けでもあります。

 

 

テレビやネットのニュースでほとんど同じような話題ばかり。

Twitterなんかも見なきゃいいのにトレンドワードを見てしまって、

阿鼻叫喚の様相を呈しているのを目の当たりにしてメンタルやられてます。

だったら見なきゃいいんですけどね・・・(笑)

 

どこまで本気かわかりませんけど、

「日本終わった」だの「早く宣言出せ」だの、

Twitterでは好き勝手言いたい放題という状況ですが、

ああ、これがパニックというものなのか、と少し冷静に見ている自分がいます。

 

 

政治的発言はこのブログでもTwitterでもやってません。

個人的な思いはもちろんありますし、おかしいと思うこともあります。

ただ、そういう発言をして自分の立場をはっきりさせるのって、

私自身はあまり好きじゃありません。

 

というか嫌いです。

こういうスタンスでいるから、

「優柔不断」とか「自分の意見を持たない」とかクレームされる一因なんですけど。

 

SNSとかブログでそうしたことを発信したところで、

残念ながらそれは「ストレス発散の一助」にしかならず、

どれだけ多くの意見が飛び交ったところで社会はほぼ変わりません。

「同病相哀れむ」というだけにすぎません。

そうした意見を拾い上げて面白おかしく記事にしてるのをたまに見ますけど(笑)

 

それだけ今の状況が異常である、ということなんでしょう。

戦後最大の試練、なんて書いている記事もありましたね。

 

 

4月です。

春は新しいことがはじまる季節です。

新入生がピカピカの制服を着て学校へ行ったり、

新入社員が慣れないスーツを着て会社へ行ったり、

制度が改まって、生活に支障が出てきたり、

とにかくも新しい何かが生まれる季節です。

 

この瞬間も不安に苛まれている人も多いでしょうし、

この時間、何かと懸命に戦われている方もいらっしゃると思います。

それは、病であったりクレームであったり、

あるいは偏見に満ちた意見に対してだったりするのかもしれません。

自らの正義を振りかざし、一本芯の通った意見を言うのもいいでしょう。

ただ、そうした意見を言う前に、

「果たして自分の正義は本当に正しいのだろうか」と思うことも大切です。

 

以前にこのブログでも書きましたが、

「自分が正しいと思い始めたら、まずは自分を心配しろ」です。

この状況で冷静に何かを考えるのが難しいことは重々承知していますが、

それでも、相手が明らかに間違っているのだとしても、

ひと呼吸を置いて、感情に縛られることなく、

自分が正しいと思うことに、ほんの少し疑問を持っても良いのかなと思います。

頑固な人には通じない理論かもしれませんけど(笑)

 

今日は春の嵐です。強風が吹きすさんでいます。

満開を少し過ぎたサクラも、この風で花弁を多く散らしているでしょう。

そんな風が、いま日本を覆う黒い影を一緒にさらってほしいと念じながら、

ただ粛々と新年度の準備を進めています。

 

遠くない将来、本当の意味で春が迎えられますように。