音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その84

大澤壽人さんといえば、指揮者としてのイメージが強いんです。

 

私が学生時代を過ごしたボストンにある楽団、

ボストン交響楽団を日本人で初めて指揮をしたのが大澤さんです。

また「魔法使いの弟子」で知られるフランスの作曲家ポール・デュカスに作曲で師事した唯一の日本人としてもその名が知られています。

ただ、彼の楽曲ってほとんど演奏されてません。

世に知られていないってのもあるんでしょうけど、何とも惜しい気がします。

生まれが私と同じ兵庫県神戸市っていうのも親近感をおぼえます。

 

最初に彼の曲に触れたのは2000年代以降のことです。

それまでほとんど日の目を見ることのなかった彼の楽曲が、

少しずつ世間で知られるようになり、

数は少ないながらも演奏会も開かれたようです。

 

「トランペット協奏曲 イ短調」はそんな彼の作品の中でも、

ジャジーな印象が強くてよく聞いています。

 

osawa-project.org

 

かなり難しい楽曲だと思います。

でも、ぜひともこれ、生で聞いてみたいんです。

どこかでやってくれませんかね・・・(笑)