ドイツの現代音楽作曲家、シュテファン・ヴォルペ。
彼の名前を知ったのは、例の如く音楽学校にいた頃です。
あの頃はずーっと現代音楽を聞いていた感じですね。
三か月とか四か月とか、ほかの音楽にかまけることなく、
その世界に耽溺していた時期です。
ノイローゼ気味だった、とは私の友人の言葉ですけど(笑)
やや技巧的でかたい印象を最初受けますけど、
ところどころに遊びの音色もあり、音楽として完成されている感もあります。
ジャズ色の強い音楽も彼の特徴で、
彼の作品「無言歌」はその影響が色濃く出たものの一つです。
Songs Without Words: I. Vocalise